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聖焔の軌跡 〜Miracle Lucas〜  作者: ムササ
第二章 The lost memories
34/121

#31 ジントとハルとアツシ

王の器大盤振る舞い!


〜atusi〜


『う、うわあ、ヤメろやめてくれぇぇぇ!!ぎゃー………』


後ろからも、横からも、前からも、そんな声をもう何回聞いただろう


『ちっ、おい!第四班は何人残ってる?』


副班長のジースが応えた


『動けるのは、19人です』

『31人中死者は?』

『8人です』


またアツシは悪態をついた


『取り敢えず俺たちはハルのとこまで行って全体の状況を知りに行くぞ、途中の魔獣は深追いはしなくて良い』

『『『了解!!』』』






〜haruomi〜


『状況が芳しく無いですね』


作戦開始から約二時間死者は約21人、負傷者は約42人である

今の時間は19:00もうすぐ日が落ちてしまう

そうすると人間側はとても不利になってしまう

魔獣は夜もとても目がきく、対する人間は目が慣れるのに時間がかかる

そんな事を考えているとハルオミの所にアツシがやって来た


『どうしました?アツシ?』

『ハル、全体の状況が知りたい、このテイクオーバーのリーダーは見つかったのか?』

『いえ、まだです、ですが状況はあまり芳しく無いですね』

『分かった、そういえばアキトとユイから亜種の討伐報告が来てる、亜種クラスがウヨウヨしてるならキツイ状況が続くぞ』

『了解です、では索敵を……………』


『ハルオミ隊長!オルレマイオスです!!』


第三班の副班長であるジントが叫んだ


『くっ、アツシ、手伝っていただけますか?』

『ああ、しかしオルレマイオスか、最近現れた新種だったな』

『ええ、データも少ないです』

『おっと、話もさせないってか?』



いきなりオルレマイオスはアツシ達に向かって針を飛ばしてきた


『さあ、行くぜ!』

『ジント君、君も頼みます!』

『はい!行きます!』


『グラビデウス!』


そう叫ぶとオルレマイオスの上からオルレマイオスに向かって重力場が現れた

そのまま、オルレマイオスの動きを封じた


『ナイス!くらえ、マグネル!』


アツシの固有魔法は マグネル 磁力を発生させ、操る魔法である

アツシの周りに砂鉄が集まり槍の形を成していく

そしてそのままその槍を磁力の反発で投げ飛ばした


『グギャャャャャャャャャャャャャ!!』


『よっしゃ!貫いたぜ!』

『いえ、何か様子が変です!』


オルレマイオスの槍に貫かれた部分がみるみる修復されていく


『ちっ、再生能力か』

『私があいつの動きを止めます、我々の王の器を解放しましょう!』

『オッケー、頼んだぜハル!』

『了解です!』


『ランダラス!』


ハルオミがそう叫ぶとハルオミの周りの地面が隆起し、オルレマイオスに向かって伸びていった

そして、オルレマイオスに纏わりつき動きを封じた


『古の王に仕えし厳格なる翼の魂よ、我が意思に応えその力を我が身に宿せ、いでよストライク!!』


『古の王に仕えし冷静なる鞭の魂よ、我が意思に応えその力を我が身に宿せ、いでよマカツカゼ!!』


『古の王に仕えし剛腕の斧の魂よ、我が意思に応え強大なる力を我が身に宿せ、いでよバルクーサス!!』



『『『さあ、覚悟しな』』』


アツシはストライクを羽ばたかせ空へ舞い上がった

そしてストライクの羽の一部をオルレマイオスに向かって打ち出した


『俺のストライクは一つ一つが独立しているからな、しかも鉄で出来てるからマグネルで打ち出せる、再生能力もあるから、使えば使うほど、弾は増える!』


だが、オルレマイオスに出来る傷はどんどん塞がっていく


『次はこっちです!』


ハルオミがマカツカゼを構える


『私のマカツカゼは触れた部分から魔力の放出を止める鞭、さあ、ご賞味あれ!!』


マカツカゼが当たった部分の傷が塞がらない

魔力を止めた事で魔法も使えなくなるのだ


『さあトドメを!』


『はああああーーー!!』


ジントはグラビデウスを使いオルレマイオスの上空へ跳躍、バルクーサスを構えた

バルクーサスは通称では持ち上げる事も出来ない位の重さの斧である

ジントはグラビデウスを使い軽くして持ち上げているのだ

そしてオルレマイオスの上でバルクーサスに掛かっているグラビデウスを解いた、そして更にバルクーサスに向かって重力場を掛けた

自身の重さとジントの重力場で更に重さを増したバルクーサスが、ハルオミとアツシによってボロボロになっているオルレマイオスに向かって落下した



オルレマイオスはバルクーサスが貫通しその衝撃によって胴体部分が消し飛び絶命した


『よっしゃ、ナイスだぜ!ジント!』

『はい』

『なんだよ、もっと喜べ!俺を手本にしろ!!』

『ジント君、アツシは手本にはなりませんよ』

『なんだと、てめえこそその口調直せ!』


二人は取っ組み合いを始めてしまった


『まあ、なんだ、取り敢えずユイに合流しよう』


『えーと、じゃバルクーサス抜くの手伝ってもらえますか?』


バルクーサスは地面にめり込んでいた


『マジかよ!!』











そのとき、着実に終焉は近づいていた






『グゴォォォォォォ!!』


過去編、長くなってますね…あと2話では終わりそうにありません

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