#20 新生アマリリス
〜鉄壁の髑髏〜 ゾアーク一体の討伐
『今回の討伐対象のゾアークはメタクスを使う蛇の様な外見だよ』
アキト達がヘリで移動している間アマリリスで、唯一交戦経験(の記憶)が無いアキトにリラが説明していた。
『なんか隊長が相手を知らないって変な気分ね』
ちなみにアキトとリラの過去の事はアンセムにも説明した、その際アンセムがとても興奮していたことは、長すぎるので省略する。
『さあ、着いたよアマリリスの皆さん』
さあ、新生アマリリスの初陣の開始だ!!
『じゃ散開して索敵しようか』
『じゃ私とアキトのチームとケイとケイトさんとアンセムのチームね、じゃ行こうかアキト‼︎』
リラはアキトの腕を引っ張って行ってしまった。
『待ってリラ隊長と副隊長が同じチームにいるのは、ちょっ痛いってぇぇ』
アマリリスのいた場所にはアキトのそんな言葉が残された。
そんなアマリリスの反応はと言うと、
『いいなあ、アキト。リラとフラグ立ててたのかよ』
『青春ねぇー』
『流石アキトさん、皆から頼られるリーダーなんですね!!』
三者三様だった。
〜akito〜
『リラ、どうしたの?そんな引っ張って』
『いいの!』
(恥ずかしい!皆が居ること忘れてた)
なんだか気まずい雰囲気の中索敵していた。
『ねえ、リラ?』
『はっ、はい?』
『リラは俺がグラジオラスの隊長だった時の俺の事どう思ってた?』
『アキトは良い隊長だったよ。誰からも、好かれてた』
(私もね)
『そうなんだ、ありがとうリラ、何か違う事があったら遠慮無く言ってね』
『うん!遠慮なんかしないよ』
その時ケイ達の方から発見を知らせる煙が上がった。
〜kei〜
『アンセムはどこにいたんだっけ?』
『アンタレスです』
『アンタレスかー良いとこか?』
『はい!良いとこですよ。美味しい物も沢山あるし』
『へえ、じゃあ今度私に、教えてくれない?』
『いいですよ、簡単で美味しい料理が多いんです』
そんな時遠くにゾアークの姿を発見した。
『おでましよ』
『じゃ俺信号弾上げます』
『じゃあ行くわよ!アンセム君!』
『はい!微力ながら力になります!!』
〜akito〜
『いた!あそこだ!!』
『よし!じゃあまた王の器はピンチになるまで禁止ね』
『了解であります隊長殿』
『じゃあ行こうか』
『こっちだ!』
ケイがテレポートで転移してゾアークを切りつけるが、
『硬ってぇぇ』
普通に弾かれてしまった。
『俺もメタクス使ってるのになー』
『あいつはメタクスしか使ってないからよ。私もフォレウムが通らない!』
『僕の風もダメです』
(こりゃ王の器を使うしかないか?)
チラッとリラの方を見るとリラも頷いてくれた。
リラも同じ事を考えていた様だ。
『ちょっと皆離れてて!いくよ!リラ!!』
皆が離れたのを確認してアキトとリラは詠唱を始めた。
『古の王に仕えし気高き剣の魂よ、我が意思に応え、大いなる力を我が身に宿せ、いでよブリューナク!!』
『古の王に仕えし誇り高き弓の魂よ、我が意思に応え、大いなる力を我が身に宿せ、いでよヴァルキュリア!!』
『『さあ覚悟しな!』』
アキトはゾアークの後ろに周り込もうとする
リラは時間を稼ぐ為にヴァルキュリアを放つ。
『ギュラァァァア!』
矢はゾアークの体を、貫通したが体が大きく致命傷には至らない。
だが、リラの狙いは倒すことではない。
『今だよ!アキト!!』
『聖焔七式 四之太刀 四獅舞!!』
アキトはサファイアを足に纏い跳躍、空中でも空気を蹴り下へそして跳躍を繰り返し、横からみたらジグザグに進んでいる。
『ギュラァァァア!』
ブリューナクは全てを焔で切断する剣、ゾアークは断末魔をあげながら絶命した。
『よっしゃ!ミッション終了!リラナイス!』
『アキトもかっこよかったよ!』
[対象の討伐を確認!ミッションお疲れ様でした]
ゾアークを倒した二人にケイ達が駆け寄ってきた。
『熱いっすねーお二人さん!』
『バカっ!!』
バシッという洒落にならない音がケイの頬で鳴り響いた。
『ヘブシッッッ!?』
当のアキトは何の事か分からずキョトンとしている。
『そろそろヘリが来るわよ』
『流石っす!アキトさん!リラさん!』
ケイの頬の紅葉は三日ほど取れなかったという。
やっと戦闘です、久しぶりな気がする…




