#13 聖焔剣ブリューナク
聖焔七式は(せいえんななしき)です
壱之太刀とかは(〜のたち)って読んで下さい
〜大鎌の巣窟〜 マギルガ2体の討伐
『今日はリラと二人か、よろしくな』
『うん、よろしくね、こうやって二人でミッション受けるのは久しぶりだよ』
今日はリラと二人の始めての任務である。
討伐対象のマギルガは中型種に分類されており、外見はカマキリによく似ている。
両手には鎌がありそこから風を打ち出してくる相手で、単体ならば何てことは無い相手だが、複数の群などを相手にする時には注意が必要な相手である。
『今日はブリューナクの力を確かめたいんだけどリラはブリューナクは知ってるんだよね?』
リラは前のミッションの時にブリューナクがあることを、指摘していたので知っている筈だ。
『うん、知ってるよ、ついでに私のも見せようかな?』
『リラも王の器を持ってるの?』
『うん、ギマルガの二体目は私が相手になるよ』
そうこうしているうちにギマルガを一体見つけた、さあ検証の開始だ!
まずはブラックボックスでブリューナクを出す。
そして詠唱を始める。
『古の王に仕えし気高き剣の魂よ、我が意思に応え大いなる力をわが身に宿せ、いでよ、ブリューナク!!』
アキトの右手に握っている剣が大きな焔の大剣に変わった。
『リラ、これで良いんだよね?』
『うん、聖焔七式は覚えてる?』
『体に刻みこまれてたよ』
『じゃあ行くぞ!』
アキトはサファイアを両足に纏った。
聖焔七式とはブリューナクを振るうために考案されたブリューナク固有の剣技のことである。
基本的にサファイアは必須となる。
『聖焔七式 五之太刀 五月雨』
アキトはサファイアを纏った足でギマルガの頭上に跳躍した。
そのまま、サファイアを手にも纏い、目にも止まらぬ速さでブリューナクをギマルガに向かって五回振った。
そうするとブリューナクから焔の斬撃がギマルガを切り裂いた。
『ギシャーー⁉︎』
ギマルガは鎌を一本切り落とされた事でようやくアキトに気づいたらしい。
だがアキトは空中を蹴りギマルガが臨戦態勢を整えた頃には地面に着地していた。
ギマルガは一本に減った鎌を振り風の斬撃を飛ばしてきた。
『聖焔七式 六之太刀 六陽蓮月』
だがアキトはブリューナクで綺麗に全て受け流した。
『聖焔七式 壱之太刀 一閃』
ギマルガは体を真っ二つにされて絶命した。
『うん、あの頃みたい、とは言えないけどよく出来てたと思うよ』
『そうかな?俺ももう手に馴染んでる気がするよ』
『まあ、少なくとも三年間は一緒に戦ってた訳だしね』
『そういえば、ブリューナクって王の器なんだよね?Noはいくつなの?』
『1だよ、今発見されている王の器の中では一番強いんだよ』
(驚いたな、元本部直属の特殊部隊の隊長とはいえNo.1とは、それだけ強かったのか記憶をなくす前の俺は。けど誰も俺の事を知らないとかすごいな)
それだけ本部の管理が徹底していたのだろう。
『あ、もう一匹いたよ』
『本当だじゃあ、今度は宜しく頼むよ』
『よし、張り切っちゃうぞ!』
そういうとリラは詠唱を始めた。
『古の王に仕えし誇り高き弓の魂よ我が意思に応え、大いなる力をわが身に宿せ、いでよNo.2光弓 ヴァルキュリア!!』
アキトとリラがチートすぎてジントが…
まあ、これからもアキト達には強くなって貰います




