#8 スパルラスと新たなる来訪者
その少女との出会いが、世界の運命を大きく変えた
(今日は、新しい人が来る日かーどんな人かなー)
朝、いつもの様にミラに起こされたアキトは、今日新しくアルビレオ支部に配属になる人のことを考えていた。
『ねえ、ミラ新しく入って来る人ってどんなひとかな?』
『優しくて、強い人がいいなー』
『だよねー』
そんなことを話ながら二人で朝食を食べていた。
『あっ、アキトにミラさん!』
『あら、ケイ君おはよう』
『おはようございますミラさん、朝食一緒にいいですか?』
『うん、いいよ。ね?ミラ?』
『ええ、いいわよ。みんなで食べた方が美味しいしね』
『やったー!それじゃあ遠慮なく、いただきます!』
『そういえば、ケイは新しくアルビレオ支部に配属になる人のこと知ってる?』
『うん、知ってるよ昨日、ジントさんから聞いた』
『どんなひとかな?』
『さあ?でも女の子がいいなー』
(そういえば、ジントさんが女の子だって言ってたな)
そのことをケイに、教えてあげようとした時に、
[アマリリスのみなさん、支部長がお呼びです、至急支部長室まで来て下さい、もう一度繰り返します、アマリリスのみなさん……]
『なにかな?』
『さあ?でも早く行った方がいいかもね』
『行ってらっしゃい、アキト、ケイ君』
そんな声に送られて二人は支部長へと向かっていった。
『やあ、君達、早かったね』
そこにはもうジントとミサトがいた。
『自己紹介が遅れたね、私はアルビレオ支部の支部長、リックス・デア=コンボルトだ、君達、入隊そうそう活躍しているそうじゃないか凄いね』
『いえ、ジントさん達のお陰ですよ』
『よせやい、照れるだろうが、それより、支部長本題はなんですか?まさかこいつらに自己紹介だけじゃあないでしょう?』
『ああ、そうなんだこの近くに大型の魔獣スパルラスが表れたとの情報がはいってね、それを討伐して欲しいんだよ』
『なるほど、そういう事でしたか、アキト、ケイ、どっちもいけるな?』
『はい!大丈夫です!』
二人で声を揃えてそう言った。
『ふむ、では向かっていただこうか、頼んだよ』
〜ロープホーム〜 スパルラス一体の討伐
『ジントさん、スパルラスってどんな魔獣なんですか?』
『スパルラスっつーのは巨大な蜘蛛の魔獣だなあと、足に毒をもってて、手足を伸ばす魔法を使ってくる』
『強いですか?』
『いえ、スパルラスは大型の中では弱い方よ』
着きました、ヘリのパイロットがそういった。
『じゃあ各自ブリーディングの通りに動くように、それじゃあ行くか蜘蛛退治!』
『まずは俺が上から重力をかける、そしたらアキトとケイで奇襲だ、ミサトは重力をかけ終わる前にあいつを足止めしてくれ』
くらえ、グラビデウス!そう叫びながらジントはスパルラスの真上から重力をかけた。
『よっしゃ、今だ行けアキト!』
ジントが重力をかけると、同時にアキトは地面を蹴った両足にサファイアを纏いそのままの勢いでブラストインパクトを発動、重力で動けないスパルラスに一撃を与えた。
『キギャアアオア!!』
突然の攻撃にスパルラスが耳障りな声を上げる。
アキトが一撃を与えるとき、反対側にいたケイがテレポートを使いスパルラスの側へ移動、マジックボードで巨大な剣を創り、背中を斬りつけたが、
(っ、硬い?)
魔力で作った剣では弾かれてしまった。
『まずい、ケイそこから離れろ!』
ジントのグラビデウスは解けておりスパルラスがケイに狙いを定めていた。
『食らうかよっ』
ケイはテレポートで真後ろに後退。
『ダメっ!横にずれて!!』
が、時に既に遅くスパルラスは手を伸ばしてケイを横に薙ぎ払った。
『がはあっ』
ケイは壁にぶつかってとまった、ケイの様子ではもう戦えないだろう。
『よくも、ケイをっ!』
アキトはジャンプをしながらスパルラスに向かっていった。
『やめなさい!少し後ろに下がって!!』
ミサトはそう叫びながら自身の魔法 ウォーター ショット を放った。水球がスパルラスに向かってとんでいく。
『今の内にケイを安全な場所へ』
そうジントへ言うと自分の方へ向かってくるスパルラスを自身の固有魔法、 フリーズ ワールド で凍らせた。
『今よ、アキト君!』
そう叫び自分もケイを助ける為にジントの方へ向かっていった。
『ありがとう、ミサトさん』
そう言うとアキトは自身の魔法、 ブラックボックス を発動、刃の両端に突起のついた剣をだした。
それからサファイアを纏い、スパルラスの足を切り落とした。
『グカァ!』
(この剣、凄い切れ味だ)
足を切り落とされて怒ったスパルラスは足を伸ばしてアキトに襲いかかった 。
だが、アキトは迫ってくる足を剣で一本づつ切り落とした。
足の半分を失ったスパルラスは逃げようと撤退を始める。
が、それを許すアキトではない。
『逃がすかぁ!アトミック ブレイザー!』
背を向けるスパルラスに向かって巨大な熱線を発射、スパルラスは悲鳴も上げられず焼け死んだ。
[対象の討伐を確認 ミッションお疲れ様でした]
『ケイ、大丈夫?』
『うん大丈夫、ちょっと毒で痺れてるけど』
『この様子だと、少し休めば平気だろ』
『そっかあ、良かった』
『さあ、帰ろうぜ』
ミッションから帰ってアキトは支部長に討伐の報告へ行った。
その頃エントランスでは、
『おいっ!新しい奴が来たらしいぜ』
そんな言葉が飛び交っていた。
『おお、きたのか』
『あなたがそうなの?』
『はい、本日付けでシリウス アルビレオ支部 第一部隊アマリリスに配属になりました リラ・カーネリア・プレシアと申します、宜しくお願いします』
ぺこりと頭を下げるのはまだあどけなさが残る少女だった。
『失礼ですが貴方たちがアマリリスの方達でしょうか?』
『ああ、そうだ俺が隊長のジント、こいつが副隊長のミサトだ、よろしくなリラ』
『よろしくねリラ?』
『はい、宜しくお願いします。アマリリスの方達は、これで全員なのでしょうか?』
『いや、今さっき戦闘があってな、一人怪我して、そいつがケイってやつでもう一人がもうそろそろ来ると思うんだが……、ああ、来たきた』
『ジントさん、支部長への報告終わりましたよ、ああ!新しい人?』
アキトを見るその少女はとても驚いた顔をしていた。
(あれ?俺そんな変な登場した?)
アキトがそう思っていると。
『アキト、アキト!!生きてたの?!良かったー!!!』
『へ?』
アキトはリラに抱きつかれてそんな声しか出せなかった。
(生きてたの?てゆーかこの人俺のこと知ってるの?)
この出会いが世界の運命と人類全ての運命を変えることをまだ誰も知らない
運命の歯車は回りだした
どうだったでしょうか?初めてこんな長い文章になってしまいました
書きたいとこまで書くと長くなってしまったのです
読みづらかったらごめんなさい




