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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード016 「アルタードステイツ」
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-0097-

自分でもこの状況を理解できないのだが。武琉の身体は、武琉の「意識」とは無関係に、…自動操縦されていた!

全身の筋肉を総動員して引いた武琉の左手を、…経堂が、倍以上の力で引き返す!


そして、大方の予測を裏切って、完全に固まりきらない武琉の左手首が、…いとも簡単に、………千切れた!


振り絞られた弓矢の弦が解放される様に、武琉の上半身が急速回転し! その細い右手の指が、…

フードの下の経堂の目蓋まぶたの裂け目、眼窩の奥深くへと、潜り込む!!


経堂は、「身体」の反射動作によって目をかばい、後方へと逃れ、…

武琉の掌には、硬くて柔らかな、…経堂の「眼球」が、残されている。

一方で、引き千切られた武琉の左手首は、…経堂の手に握られた侭だ。


武琉:(まあ、安い買い物だな。)/観事:(じゃあ、トドメを刺しちゃおっか!)

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