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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード015 「ミコト」
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-0091-

床に転げながら、傷付いた右目をかばって、人牛が、…低い唸り声を上げる!

一方で武琉にも追撃の体力は無く、ふらふらと後退りしながら、…息を整える。


人牛の硬い皮膚と擦れ合った武琉の右手のからが、剥がれ落ちて、…

中から、生まれたてのせみの様に真っ白で、小枝の様に細い腕が、…現れた。


武琉は、殻の割れた腕の付け根から、一気に上半身のケロイドを、…むしり取る!


曝け出される! 其れはまるで、痩せ細ったアルピノの様に、華奢な、…子供の身体。

腹の傷も腕の傷も治っている様だが、幾ら何でも化物を相手にするには、…か細すぎる。


武琉:「参ったな、」

老人:「ほほぉ、実に、…興味深い。」

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