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怖気づいた明里をライダーが連行しようとするのを、床に転がった耕助がライダーの足を掴んで阻止しようとするが、逆に顔面をサッカーボールの様に蹴り飛ばされてしまう！
老人：「もしかしてその男は女の知り合いか？ 面白いな、…立ち合せてやろう。」
先程の倉庫の様な部屋に引き摺って行かれて、
奇妙な事に、警官達の姿は今や何処にも無く、部屋の中はガランとしている。
茶色の液体が底に溜まった大きな水槽が床に3つ並んでいて、…
中には、もはや腐敗した肉の塊としか言い様の無い、人間の残骸が浸かっている。
この中の一つが、恐らく、…武琉の亡骸？
明里は絶望の淵に居て、全ての事が、もはやどうでも良いと、諦め始めていた。
