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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード052「リトル・レッドキャップ」<エピローグ>
314/316

-0314-

気が付くと、マジックミラーに包まれた観覧ドームからは、何時の間にか人影が消えている。


周囲を警戒して見渡すと、あれ程居た筈の祖師谷の手下達や、黒眼鏡もライダースーツも、…経堂の姿も見当たらない?


既に大佐達の部隊の姿も、黒騎士の姿も、跡形もなく消え失せていた。


飛びたった十数機のヘリが、遥か彼方にローター音を響かせながら遠ざかって行く。



耕助:「撤収したのか?」/サクラは、観客達を逃がす為の時間稼ぎに使われたらしい。


祖師谷:「約束通り、その子は暫くお前に預けるとしよう。」/それが、祖師谷の最後の台詞だった。



坊主頭の刑事が周辺の状況を偵察して、戻ってくる。


正木:「ウチの相方も消えちまったらしい。 全く、何処へ行ったんだ、アイツは!」


やがて、正木の連絡を受けた救護ヘリが到着し、…


武琉:「コレで一件落着なのか?」


正木:「さあな、奴らの考えてる事は判らん、と言うか、お前みたいな化け物を、どうすれば良いのか、俺には判断できん。…取り敢えず、一緒に来てもらおうか。」


武装解除されたサクラが、武琉の脚に纏わりついて、オデコを、…スリスリする。

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