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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード052「リトル・レッドキャップ」<エピローグ>
312/316

-0312-

ステージの中央に迫り出したリフトの扉が開いて、中から「尻尾の生えた幼女」?が、…登場した。


まるでアニメかゲームの女勇者ミタイな、露出度高目のボディアーマーに身を包み、…一寸エロリっぽい、


武琉:「……、」/サクラ:「がおおお~」/観事:(おー、可愛い子だね~!)


サクラに、間違いない。と、…思われるが。


武琉:「祖師谷、手前、何のつもりだ?」/祖師谷:「ふっ、…甘く見ると、痛い目を見るゾ。」


武琉:「まさか、貴様、この子に、…何かしたのか?」


サクラの背負ったランドセルから、トンボの羽根状にX型のアームが展開し、その先端から、それぞれ射出された拘束具が、あっと言う間に武琉の両手両足首を、…補足した!


武琉:「しまった!」/観事:(武琉~、ボーっと見蕩れてるからだよぉ、…)


ランドセル内の強力ウィンチが、拘束具に繋がったワイヤーをキリキリと引き絞る。


祖師谷:「なーに、一寸、頭の中を弄っただけだ。」


サクラの眼が、ギラギラと武琉をロックオンする!


ジリジリとサクラの方に引き摺られる武琉? いや正確には武琉の方にヨタヨタと引き摺られるサクラ、、


サクラ:「ヤーん!」


武琉の身体に、ピッタリと、…密着するサクラ。

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