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ステージの中央に迫り出したリフトの扉が開いて、中から「尻尾の生えた幼女」?が、…登場した。
まるでアニメかゲームの女勇者ミタイな、露出度高目のボディアーマーに身を包み、…一寸エロリっぽい、
武琉:「……、」/サクラ:「がおおお~」/観事:(おー、可愛い子だね~!)
サクラに、間違いない。と、…思われるが。
武琉:「祖師谷、手前、何のつもりだ?」/祖師谷:「ふっ、…甘く見ると、痛い目を見るゾ。」
武琉:「まさか、貴様、この子に、…何かしたのか?」
サクラの背負ったランドセルから、トンボの羽根状にX型のアームが展開し、その先端から、それぞれ射出された拘束具が、あっと言う間に武琉の両手両足首を、…補足した!
武琉:「しまった!」/観事:(武琉~、ボーっと見蕩れてるからだよぉ、…)
ランドセル内の強力ウィンチが、拘束具に繋がったワイヤーをキリキリと引き絞る。
祖師谷:「なーに、一寸、頭の中を弄っただけだ。」
サクラの眼が、ギラギラと武琉をロックオンする!
ジリジリとサクラの方に引き摺られる武琉? いや正確には武琉の方にヨタヨタと引き摺られるサクラ、、
サクラ:「ヤーん!」
武琉の身体に、ピッタリと、…密着するサクラ。




