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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード050「タケル」
304/316

-0304-

身体は言葉を使わない。身体の思いを「認識」するのが、言葉の力、


身体は意識を使わない。身体のしでかした事を「エピソード化」するのが、意識の力、


「言葉」が事象を記号化し、分析し、学習し、「意識」する。 …その機能こそが、「武琉」の正体。


生まれた時からずっと「観事」は存在していて、「武琉」は「観事」に育まれて今の「形」になった。



見ると、仁美が、武琉の千切れた指を、拾って来て、…困った顔で、武琉の事を見上げてる?


仁美:「武琉さん、…私だって、拗ねる事くらい有るんですよ。」


武琉は、苦笑いしながら、…指を受け取って、


武琉:「ゴメンな。」


傷口に押し当てた指の破片は、あっと言う間に元通りにくっ付いた。


仁美:「行ってらっしゃい。」/武琉:「ああ、行ってくる。」


それから、振り返ると、其処に、…第四形態の「経堂」が、立ち上がっていた。


肩で呼吸して、見るからに苦しそうではあるが、…


武琉:「よう、立ち直り、早えーな、…兄弟。」

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