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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード049「第四形態」
298/316

-0298-

人間の身体が最もダメージを受けるのは、どういう攻撃か?


それは、裏を掻かれた、ジクジクと悔しさのこびり付いた、そういう攻撃である。


どんな運動エネルギーよりも、どんなベクトルよりも、想定外で防御できなかった、ほんの軽い一撃の方が、よっぽどダメージが深くなる。


逆に言えば、ぶったたかれる事が予め解っている攻撃は、大抵、気合で、…我慢できるモノなのだ。


精神を汚染する、その手の攻撃が、攻撃を受けた者自身によって、傷を深くする。


「経堂」が感じる悔しさが、自ら体内の「拒絶反応」を、より、致命的な「毒」へと、仕立て上げる!




自分の足で、立っている事すら出来なくなった二匹の「人外」が、その侭、縺れて、…崩れ落ちた。


人間形態に戻った経堂は、うつ伏せにしゃがみこんで、口から、泡を、…噴いている?


どうやら、重度の酩酊状態に陥って、サブイボを立てて小刻みに震える以外に、何も出来ない、らしい。


武琉:「ざまあみろ、…だ、」

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