表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード047 「シンパシー」 <明里ターン>
285/316

-0285-

何時でも、『記憶』は作為的で、『理由』は付随的だ。


どんな言い訳も、意味なんて、成さない。



濱平:「そうだな、…」


濱平:「人が人を好きになる理由なんて、人には、意味が無いのかもな。」


彼女の言葉は、<私>の言葉と一つに溶けあって、何時の間にか、彼女と<私>は、精神こころを共有する。



濱平:「世界には、出会わなかった奴なんて、腐る程いるんだ。」


濱平:「生まれて来た時代も、場所も、自分では、どうしようも出来ない。」


濱平:「それじゃあ、<「お前達」>は、タマタマ、近くに居て、タマタマ、気が合っただけなのか?」


濱平:「違うだろう、…」


濱平:「人間は、一人じゃ、意味を成さない。 <お前>は、一人じゃ、意味を成さないのさ。」


濱平:「「あいつ」と一緒にいるから、初めて<お前>なんだ。」


濱平:「だから<お前>には無理でも、「あいつ」となら、…何とかなるんじゃ無いのか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ