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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード047 「シンパシー」 <明里ターン>
282/316

-0282-

『記憶』は作為的で、『理由』は付随的だ。


そんな『曖昧なモノ』が、何時迄も現実を繋ぎとめて置けない事位、知っている。


<私>には、「武琉」を信じる事も、励ます事も、…出来なかった。


<私>には、『不安』と、『畏れ』しか、…見つけられ無かった。



「武琉」は、…何時も、直ぐに居なくなってしまう。


あの時も、あの時も、あの時も、そして、二人が未だ幼かったあの日の午後も、


<私>は、その度に一人取り残されて、迷子になって、居場所を見失う。



「武琉」は、…どんどん、先に行ってしまう。


どんどん変わって、どんどん<私>には、手に負えないモノになる。


<私>は、その度に一人取り残されて、迷子になって、居場所を見失う。

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