表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード046「武琉vs観事?」
278/316

-0278-

その、「武琉」の前に、すっと、仁美が立ちはだかった。


何時の間に? 何故止められなかった?…一瞬の内に、後悔が全身の血管を駆け巡る!


武琉:「どくんだ、仁美さん!…そいつは、仁美さんの技が通用する様な相手じゃない!」


その時には、トックに手遅れで、「経堂」の掴み掛かった手が、仁美の…


仁美の柔らかで、華奢な指が、右手のひとさし指が「経堂」の掴みかかる左手の小指に触れて、其の侭、「経堂」自身の突進力が、「経堂」自らの肘と肩の自由を奪って、…


人外の巨体が、か細い全裸の少女の片手の内に、身動きを、…封じられた!


しかし、こんなのは一瞬の芸当に過ぎない、絶対的な質量差を、何時までも止めた侭の状態で制する事は、…不可能。


仁美:「…だったら、私を護りなさい!」


仁美の言葉には、微塵の恐怖も戸惑いも、感じられない。


仁美:「武琉さん、何を躊躇ってるのかは聞きません、でも、…そんな事では「この子」に、勝てないのでしょう?」


武琉:「仁美、…さん。」


仁美:「貴方がどんな事になったとしても、必ず私が、貴方を承認してあげます。だから、…」


仁美:「しっかりしなさい!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ