表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード044 「観事?」
263/316

-0263-

ガスマスクで顔を覆い小銃で武装した数十人の手下達が、ステージ横の穴からゾロゾロ這い出して来た。 大佐の部隊で未だまともに動ける者は黒騎士を除けばたったの4人、到底太刀打ちできる数では無い。


祖師谷:「丹羽奈々子か、仕方が無いな、…当初の計画では「大佐の部隊を壊滅して絶対的な実力を見せ付けた蟹ロボット」を噛ませ犬にする予定だったんだが、お前に「新しい作品」の相手を務めてもらう事に、しよう。」


やがて、ステージの端の床が開いて、地下から「何か」がせり上がって来る。


それは、遥かに人間とは掛け離れたバランスで、長い手足、首、細長く変形した頭、ガリガリの胸と腹、ぴんと長い耳に、大きな瞳、体長は優に3mを超える。まるで大型の猫科動物の様な、…「化け物」、


明里:「た、ける?」/仁美:「えっ?…」/丹羽:「ちぃ!」


恐怖と、憎悪が、黒騎士の毛穴を逆立てる!


既に、蟹ロボットの触角機関銃で衝撃を受け続けたボディアーマーは殆ど防御力を失っている、左腕のガトリングガンの残段数も微妙、両腕のブレードは刃も欠けてナマクラだ、スタンガンの使い過ぎで各部関節のアシストモーター用バッテリも残り5%を切っている。 何よりも(アシストモーターがあるとは言え)160kg以上ある装備を纏って暴れ続けた丹羽の体力は、…とっくに限界を超えている。…それでも、


丹羽:「上等だぁ、キサマァ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ