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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード043 「大佐の最期」
262/316

-0262-

丹羽:「大佐!…オジサン!!」


黒騎士は、愈愈活動不能に陥った蟹ロボットの脚を払い除け! 我を忘れて大佐の下へ、…駆け寄る!


大佐:「馬鹿者!取り乱すな、周囲に気を配れ、…まだ作戦中だ、」


丹羽:「でも、…」/大佐:「私はこれ位ではクタバラン、…明里さんを、護れ。」


大佐の顔面に食い込んだままの鉄の鋲は、恐らく頬骨を砕いて途中で止まっている。 しかし、肺から肝臓に掛けての損傷は、長くは放置できないに違いなかった。


丹羽:「オジサン! 死ぬなよ!」/泣き叫ぶ黒騎士、


逆上した黒騎士が、立ち上がり、振り向き、残る蟹ロボットに、強襲する!


丹羽:「ゥッリァアアァ!………」


触角機関銃の掃射を避けようともせずに、本体にタックル! 其の侭力任せにひっくり返し!…うじゃうじゃ動く多脚を、…バキバキに踏み折った! それから、メンテ・ハッチをこじ開けて!…超高電流の電撃! 電池が枯れるまで、…数撃を繰り返す!


煙を上げて、沈黙する蟹ロボット、…残る一体が、黒騎士目掛けて突進! 黒騎士、真正面から迎え撃って!蟹ロボットの顔を蹴り上げ! 一閃!…「フンドシ」の柔らかな金属部分から、硬い背中の甲羅まで、ブレードを一撃で、…貫通する!!


丹羽:「祖師谷!出て来い!…次はお前の番だ!」

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