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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード043 「大佐の最期」
261/316

-0261-

ところが、沈黙したかと思われた蟹ロボットが、腹の上に乗っかった黒騎士を抱え込んだ侭、8本の脚を丸め、…


丹羽:「なんだぁ?」


最後っ屁の様に、…多脚や背中の甲羅の表面の棘の様な「ハイテンスチールのびょう(=突起、忍者のマキビシミタイナモノ)」を、破片手榴弾の如く、…


炸裂:「「…バン!!!」」


弾け飛んだ無数の細かな金属片が、ステージの上の人間を無差別に、…襲う!


祖師谷:「馬鹿者! 人質を傷つけたらどうするつもりだ!」


辺りを包み込んだ煙が晴れて、…

防弾機能を備えたライダースーツが、スンデの処で黒眼鏡の老人を庇っている。


明里と仁美の前に立ちはだかる、京橋。…金属片が、スーツの所々を、焼き焦がし、レイバンの伊達眼鏡が、フレームから折れて、地面に落ちる。


京橋:「大丈夫?」/仁美、呆然と、黙った侭、次第に潤んだ瞳で、…小さく頷く。


丹羽:「大佐!」


一方、大佐が強か破片弾を食らって、血塗れに尻餅を付く、…右目と、胸に応急処置不能な傷を負っている。

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