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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード004 「幼馴染み」 <明里ターン>
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-0026-

武琉は、私にとって、丁度良い位に「だらし無」かった。

毎朝、部屋まで起こしに行かなければならない位「寝坊」だし、

炊事洗濯掃除その他家事全般、私が面倒見てやらないといけない事は多い。


必要以上にベタベタしようとすると必要以上に恥ずかしがるのは残念だけど、


武琉も、きっと私の事が、基本的には、嫌いではないと、…思う。

でなきゃ、夏休みにイギリス旅行に付いて来てくれるなんて訳が無いだろう。


この先、武琉と……、なんて事を想像した事が無いと言うと嘘になるけれど、

今は、妄想のパートナーになってくれているだけで、十分。

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