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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード042 「再会」
253/316

-0253-

大佐は、髭を弄りながら、これ見よがしな欠伸あくびを一つ、


大佐:「お前は頭が悪いのか? 走ってる車に自分からぶつかって置いて、歩行者優先だってほざいても、マトモな身体は戻ってこないんだぞ。」


仁美が無造作に、一歩前へ、大佐のすぐ側まで、歩み寄る。


正木:「駄目です!…危ない!」


大佐、仁美の姿をチラ見する、…


仁美:「貴方が隊長さんですか?」/大佐:「君に応える義務は無いのだが、まあ、いかにもそうd…」


その一瞬直後! 何時の間にか大佐の身体は地面にひっくり返っていて、首根っこを仁美の手刀に、…押さえ込まれていた。


兵士達の身体が反応する一瞬直前!、…大佐が制止の手を上げる。


仁美:「皆に、鉄砲を向けない様に言って下さい。」


正木が拳銃を大佐の頭に押し付けて、一気に形勢逆転する、大佐の合図で、兵士達は銃口を下げる。

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