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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード041 「巨大ドーム」 <明里ターン>
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-0246-

船尾から流れて広がる幾条もの波に紛れて、長くて生白い「モノ」が、水中を追尾してくる。


明里:「アレは、一体何なん?」/大佐:「どうやら、全部が幻覚と言う訳では無い様だな。」


大佐は、愈愈いよいよ川幅が狭まって流れが急になり始めた岸にボートを寄せて、私を陸に下ろし。マングローブの様に密集した小枝の何本かにボートをロープで繋いだ。


川底の泥の中から、ビー玉の様に光を反射する無数の目玉が、コッチを睨んでいる。


私達はブーツの足首までヌカルンダ湿地帯を進んで、漸く陸路を行軍して来た黒騎士達と合流した。


丹羽にわ= 大女:「大佐、敵はどうやら積極的に襲ってくると言うよりも、我々を何処かへ追い込んでいるミタイですね。」


大佐:「退路を断たれるのは我慢ならんな。通信は未だ回復しないのか?」


通信士:「駄目です。ノイズジャミングやディセプションの痕跡は無いのですが、原因不明で通信が出来ません。」


ゾワゾワと、体長30cm近く有りそうなゲジゲジの群れが、隊員たちの足元を、這いずり回っている。


丹羽:「こいつら、食べれるのかな?」

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