表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード037 「武琉の欠片」 <明里ターン>
225/316

-0225-

グズグズと、次第に元の形を取り戻しながら、目の前で再生復活していく巨大蜘蛛!


黒騎士は、肘のナイフを展開して、右手に握りこみ、再び活動を再開し始めた蜘蛛の頭部をメリメリと斬り取り始めた。


超音波振動するブレードが、ナイフの切削力を向上している。


チリチリと音を立てながら、マグロの解体ショー宜しく、頭部を兜割りに分解し、残った脚も漏れなく切り取って、未だシャーベット状に凍った侭の体液もろとも、巨大ハエトリ蜘蛛の解剖標本が出来上がる。


大女:「コレくらい、バラバラにしちゃえば、もう、復活できないかな?」


大佐:「明里さん、ドックのモーターボートに退避するんだ。」


大佐は、掌で明里に指示を出し、数歩、後退する。


大気に触れて溶解し始めた蜘蛛の体液が、流動性を取り戻して、バラバラに分解された肉片を、繋ぎ始めた。


大佐:「総員、所定の装備を持って下船しろ! 丹羽!、船を燃やしても構わん、この化物を焼き焦がし尽くせ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ