表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード037 「武琉の欠片」 <明里ターン>
224/316

-0224-

見事!蜘蛛の頭部に突き刺さった注射針から繋がった特殊な高分子材料のホースを伝って、超高圧で、ボンベの中の液体窒素が、注入される!


温かな蜘蛛の体内で一気に気化して、風船の如く膨れ上がり、更に体内の隅々に行き渡って、次第に、急速に、身動きを、生命活動を、分子運動を止めて行く、…超低温の液体窒素!


高分子ホースと注射針は、黒騎士の手元のノズルで切り離されて、直ちに次の針が換装される。


大女:「こんなに上手く行くとは思わなかったな。」


辺りの空気を霜の様に纏って、一瞬で凍らせるほどに冷え切った敵の身体は、幾ら不死身の再生力を手に入れたとしても、容易には復活を赦されないらしい。


大佐:「さてと、こいつは、この状態からでも復活できるのか?」


言ったその途端に! …巨大蜘蛛の脚が一本、ピクリと痙攣する!


大女:「大丈夫みたいだね、止め刺しときます?」/大佐:「ああ、しっかり片付けろ!」


黒騎士は、ノズルを蜘蛛に向けて、発射!…何故だかしない、、、


大女:「あらら、詰ったミタイ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ