表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード037 「武琉の欠片」 <明里ターン>
222/316

-0222-

とても、人間には追いつけない素早さで、牛ほどもある巨体が動き!


力任せに黒騎士に飛び掛って、甲板の上に、押し倒す!


大女:「このおー!」


蜘蛛は、フォークリフトの様な強力さで押さえ込み、毒を持った鋭い牙を、黒のボディアーマーに突き立てる!


大抵の刃物や銃弾を受け付けない強靭な装甲が毒蜘蛛の牙に耐えて、…黒騎士は手に持ったナイフを捩じって! 反撃を開始する!


レスリングの要領で、身体をひっくり返し、負けるとも劣らない力で、蜘蛛の巨体を跳ね返す!


何時の間にか、斬り落された蜘蛛の脚が、二本、甲板の上に転がって、痙攣する!


ところが、蜘蛛の傷口は、あっと言う間にゲル状の粘膜で覆われて、塞がってしまった。


大佐:「これは、「アレ」と同じ能力か?」


そして、大佐の足首を「何か」が掴んだ! 見ると、ドロドロに解けた屍骸が、…蠢いて、まるで哂う様に、外れかけた顎を鳴らしながら、大佐を凝視する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ