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長身でスーパーモデル体型なスペイン人と日本人のハーフが、半袖、半ズボンに切り詰めた迷彩服姿で輸送船の甲板に姿を見せる。
明里:「何の騒ぎやったん?」
大佐:「明里さんは何も心配しなくて大丈夫。 委員会の連中が定期連絡に来ただけだ、 全く何の役にも立たんくせに、管理だけはイチイチ細かくて敵わん。」
初老の髭の指揮官は、直立不動の姿勢で、船の向かう先に目を凝らす。
やがて時を待たずして、プロレスラーの様な長髪の女が、水飛沫を上げながら小型モーターボートで駆けつけて来て、…
生臭い水の匂いが、生温かい風に巻かれて、顔の周りに纏わり付いてくる。
モーターボートは輸送船の床下に滑り込み、ロープで縛って其の侭、曳航される。
大女:「送って来たよ。」
カーキ色のTシャツは、分厚い筋肉とそれなりに女性的なバストでパンパンに膨れ上がって、先端の突起が二箇所、目に見えて其の侭の形に浮き上がる。
大佐:「90分後に作戦開始だ、準備しておけ。」/大女:「了解!」