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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード034 「反撃」 <仁美ターン>
207/316

-0207-

切れ長の瞳に長い睫毛、整った小顔、華奢な身体つき、長い黒髪をポニーテールに束ねている。


ニューバランスのスニーカーとレギンスにスウエットの半パン、カラフルなスポーツブラが薄っすらと透ける綿のTシャツ? マラソンの途中か?


ライダー:「…その携帯、何処で拾った?」


女子は、ゆっくりとライダーの方に歩いて来て、男に携帯を手渡す。 ―――ライダーが携帯電話を受け取った、その刹那!


女子の掌が、ライダーの鳩尾を、…擦った!


ライダーは其の侭、その場に尻餅をついて仰向けにひっくり返り、横向きに背中を丸めて膝を抱え、泡だか嘔吐物だか、もしかすると血塗れの内臓だかわからないモノを、口から、…噴き零す。



ライダー:「きさ、ま、…」/仁美:「あら、凄い、…まだ喋れるんですね。」


涙目で震えながら、必死に頭を起こして見ると、…何時の間にか、数人の武装した警官が、周りを取り囲んでいる。

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