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キラリ、と光るモノが有って、…咄嗟に差出した左腕のギブスに、
突き刺さる、二本の刃物、外科用のメス?
武琉:「どうやら、そうじゃ無さそうだな!」
武琉、幼女を明里に預けて、天井からぶら下がる女に、特攻する!
その顔面に、ぶち込んだ筈の右の突きに、…手応えがない?
実は女の姿は其処には無くて、…直ぐ、背後に出現する、殺気!!
武琉、更に半歩進みつつ体を回転させて、背後の気配に掌底を弾く!
再び、実体が無い、今度は振り向いた窓の傍に、…ぶら下がっている。
武琉:「貴様、何モンだ?」
逆さ女:「其れを知れば、お前達も只では済まなくなるゾ、」