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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード027 「第三形態」
165/316

-0165-

ベッドの上でゆっくりと背伸びした「観事」は、物の怪の妖しい視線で、明里を魅了する。


観事:「クルルル…、」


異変に気付いた?黒服が二人、スイートルームに飛び込んでくる!…黒服:「これは?」


武琉:(何でこいつら!監視してやがったな!)/観事:(大丈夫!明里は渡さないよ!)


観事は、状況に付いて来れない明里の腰に長い腕を回して、…抱き寄せた。


それから、窓際に跳躍し! 反対側の手の爪で、…:「キィイイイイイイイー…!」っと

超高層ビルの窓ガラスを、切断?…する??


黒服:「何を!する…、」/観事:「ルロロロォ…!」


次の瞬間、観事は明里を抱えた侭、窓ガラスを破って、夜の空へ、…ダイブした!

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