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武琉、不貞腐れて、ソッポを向いて、…武琉:「身体が縮んだんだから仕方ないだろ…」
明里:「そんな怒らんでも良えやん。アンタかてウチの恥ずかしい処、よおさん見たやんか」
武琉:「別に、…怒ってない。」…、明里、武琉の背中を、突付く。
明里:「そやったら、ウチのも、見る?」…、武琉、明里の米神を中指の第二関節でグリグリ!
明里:「痛いい~ぃ」/武琉:「そう言う冗談ばっかり言ってんな!仕舞いには本気にするぞ!」
明里:「ウチは、…」、明里:「ウチの事、付き合ってくれる言うたやんか。…」
覗き見た明里の瞳は、悲しみとも慈しみともつかない憂いに満ちて、濡れていて、
武琉は、自分でも気付かない内に、明里の頬に、触れて
武琉:「俺は、…」