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ウジョロジョロと、數十本の小さな脚が、武琉の右腕に、しがみ付く!
明里:「きゃあああああ…!」
振り向くと、部屋の隅で蠢く、体長1.5mは有ろうかと言う、ガマガエル!
半開きの大きな口から、臭い、蒸気の様な毒息を吐き散らす!
力づくでムカデを引き剥がし、床の上に、叩き落す!武琉、
恐怖で震えながら、武琉の脚にしがみ付く幼女!
全身を蓮コラの様な無数の穴凹で覆われた子犬が、部屋を歩き回る。
穴凹の中にビッシリと並んだザクロの様なニキビの芯?が、汁を飛ばす!
武琉:「こいつら、一体!」