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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード026 「拒絶反応」
155/316

-0155-

気が付くと、武琉は豪華なベッドの上だった。 随分長い間眠っていた、そんな気分だ。


頭がクラクラする、まるでインフルエンザに掛かったみたい、


見ると、潰れた筈の両手の指は、綺麗に元通りに治っていた。…右目も、見える。元通りだ。


武琉:「便利なモンだな、」


どれ位眠ってしまっていたのだろうか?

だるい身体を起こすと、…ベッドの端に寄りかかる様にして、明里が眠っている。


何時の間にか二人とも綺麗な服に着替えていた、


武琉:「良かった。」…と、のどかそうな明里の寝顔を見ていると何だかニヤニヤしてしまう。


そう言えば、…観事が居ない?

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