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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード025 「委員会」
150/316

-0150-

武琉:「立てるか?」/明里:「うん、」


何時に無くシオラシイ明里が、可愛く思えるのは、何だか妙な感じだ。…


今直ぐにでも命を落すかもしれないのに。


観事:(明里をだっこしたいなぁ)/武琉:(ああ、そうだな、)


その為にも、何としてでも此処を、乗り切らなければならない。


けれど、

どす黒いグローブの様に腫れ上がった両手の指は、もう動きそうにも無い。 鼻から喉へドロリとした何かが垂れて、唾と一緒に吐き出すとそれは、…血に混じった白っぽい膿?


武琉:「やれやれダナ、」/観事:(やれやれダネ!)

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