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明里:「フサフサで、なんや可愛いなァ。」
武琉:「作り物じゃないのか?」
ハビエ:「しっかり骨まで入ってるし、結構器用に動くミタイだぞ。」
眠りながらも、尻尾を撫ぜると、…フリフリ反応する。
武琉:「病気か、先祖がえり的な、何かなのか?」
ハビエ:「武琉、こんなに、美しい病気は存在しないよ。」
ムクリ、と起き上がり、寝惚け眼でお尻、もとい尻尾を隠す、…幼女。
幼女:「No way!」(やあだぁ!)
明里:「ヤーん、何、この可愛い生き物、…?」