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武琉：「くそっ、！」（注、駄洒落では無い）
武琉：（何処かに、⚫︎⚫︎⚫︎隠せる処、無いか？）／観事：（有るよ。）／武琉：（えっ？）
観事：（部屋の隅の天井に、カメラを仕込んでるパネルが有るよ。あそこ開くんじゃ無いかな？）
武琉：（何で、お前、そんな事知ってるんだ？）／観事：（だって、さっき見えたもの。）
武琉：（お前、もしかして「見えたモノ」を全部、覚えてるのか？）／観事：（そうだけど。）
武琉：（何処だ？）／観事：（えっと、ここら辺！）
殆ど薄暗くて距離感も掴めない天井に向かって、観事が飛んで行く！
武琉は、観事に導かれる侭、コンクリートの床を蹴って！ …跳躍！
天井迄、約2.5m、パネルの継ぎ目に向かって、指先を、…突き刺した！
