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ライダー:「全く、…」
不良B:「こいつ!何もんだ? 」
銘銘に獲物を構えた5人の不良共が、一斉にライダーに飛び掛り!
確実に、一人一人、メリケンサックの餌食になって、血反吐を垂らしながら、床に這いつくばって行く。
一分もかからない内に、辺りには気味の悪い男共の呻き声しか聞こえなくなった。
ライダー:「キタネエケツ突き出してんじゃネエ!」
明里に覆いかぶさった大男の股間を、もう一回蹴り上げて!…
大男はもう一度、ビクリ!と大きく痙攣して、それっきり動かなくなった。口からタラタラ泡を吹いている。
ライダー:「つまんねえナ、…」
メリケンサックのライダーが、舌打ちしながら、明里を引っぱり起こす。




