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その日は一日、先生の撮影現場を見学して、何だか幾つか「抜き打ちテスト」されて、それから一寸お洒落なフランチレストランでディナーして、タクシーで新宿駅まで送ってもらって、、、
西野:「何時でも遊びにおいで、」/明里:「今日は、ほんまに、有難う御座いました。」
そう言えば、「あいつ」は、どうしただろう。 いや、あの二人が、どうしたって、私には関係ないか。
その時、突然誰かが、私にぶつかって来た。
柄の悪そうな不良の男?
不良:「おっと、しょうが無いなぁ~、こんなに酔っちゃってヨ、」
何だか急に、気分が悪くなる。香水のビンから嗅いだ事の無い変な臭いを吹きかけられて、…
くらくらして、…不良男に支えられて、…
不良:「朝迄、たっぷり介抱してやるからヨ。」