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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード019.5 「あいつの知らない私」 <明里ターン>
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-0118-

お母さんが、迎えに来た。

里美:「久しぶりね、…明里がこんな風に家出するの。」


明里:「ごめん、帰る。…もう、大丈夫やから。」


里美:「本当に?…何だか、大丈夫な女の子の顔じゃないわよ。」


里美:「あの人、武琉ちゃんの武術の先生のお孫さんなんだってね。」


里美:「武琉ちゃんが、独りぼっちで苦しんでいた時に、支えになってくれてたんだね。」


明里:「お母さん。ウチ、…どないしたら、ええんかな?」


里美:「まぁ、…武琉ちゃんがそんなに甲斐性あるとも思えないし、…「親友」位で済ましといた方が良いんじゃない? 色恋どっぷり見境が付かなくなると、…後々色々後悔するわよ。」


明里:「いや、ゴメン、…お母さんに相談したウチが、アホやった。。。」

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