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メタモルフォーゼ(妖改)  作者: ランプライト
エピソード018 「修羅場」
109/316

-0109-

武琉:「仁美、さん。俺は、許嫁の事は、未だ、…決めてない、です。」

何故だか武琉、極めて腰が低い。


仁美:「武琉さんは、この女性とお付き合いされているのですか?」/武琉:「いや、そう言う事では。…」


武琉:「彼女は、明里さんは、俺の幼馴染で、仲の良い、その、…親友です。」/明里:「……、」


穏やかに、でも冷ややかに、仁美が微笑む。

仁美:「でもこの女性かたは、武琉さんの事が、気になっているみたいですよ。」


明里:「ウチは、…」

明里は、真っ赤になって、それから俯いて、口篭るばかりで、…其の侭、部屋を、出て行ってしまう。


仁美:「武琉さん、私は武琉さんがどなたの事を好きになられても、お付き合いされても構いません。」

仁美:「私は、武琉さんが還って来てくれる迄、綺麗な侭で、お待ちしています。」

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