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8「産婦人科について」

そう言えば、母がいつも語っている僕の産まれた産婦人科について、母が語る話に母自身は気付いていない様子だが、現在の日本の産婦人科医の置かれている状況が垣間見える。

もう、日本の大都市を除く多くの地方では安心して出産出来るだけの産婦人科医を確保出来ていない現状がある。

母の実家の周囲には僕が産まれた後、産婦人科が無くなってしまっている。

出産を望むなら車で数時間掛けて都市部の産婦人科に通う必要がある。

過疎化の進んだ地方の産婦人科医が不足している問題など、国会議員にとっては取るに足らない話なのだろう。

産婦人科医を目指す学生が少なくなっている問題も放置したままで何が少子化対策なのかと疑問に思う。

このままでは地方で出産したくても現状では安心して出産も出来ない。

ただでさえ非正規雇用で収入が少ない家庭にとっては金銭的に大打撃である。

日本の労働人口の減少に拍車が掛かり、たたださえ少ない若者の労働人口で多くの高齢者の福祉を支えなければならないのに、その大元の出産を蔑ろにする今の政治に日本の未来はないと断言出来る。

こんな日本の現状で、若者に対してどんな夢を描けと言うのだろうか?

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