~ばんりとらいあのお休みタイム!(後編)~
こんにちは!また目を留めてくださりありがとうございます!!
前回をふりかえると、ひょんなことから雷或の家に泊まることになった絆李。特にいざこざはなく、ご飯を食べて寝た、、というものですね。今回はその前編に続く後編です!!
ぜひ最後まで見てください!!
では、たーんとお楽しみあれ!!
――ピピピピッピピピピッ(目覚ましの音)
「ふぁ~あ!おはよー、雷或!」
ん・・おはよ・・・絆李。
「元気ないけど、どうしたの?あんまり眠れなかった?」
んーん。低血圧だし、しんどいの。
「そっか。まだ寝とく?」
ううん、大丈夫。もう起きなきゃお出かけに間に合わないし。
「わかった。先に着替えて下降りてるね。」
おっけ。姉さんが服洗濯しといてくれるらしいし、洗濯かごに入れといて。
「いいの?!色々ありがと~♡」
こちらこそ。
「じゃ、また後でね。」
はーい。
タタタッ・・・(階段を降りる音)
ふう。俺も着替えよ。
タタタッ・・(階段を上がる音)
「雷或ー・・っ・・」
どうした??
「へそチラ・・や、やっぱなんでもないよ!急にごめんね!」
?なんでもないなら良かった。
「っ・・」タタタッ・・・(階段を降りる音)
何だったんだろう?
・・・さむっ
――ん、いいにおい。
晴「雷或やっと降りてきたのだ!待ちくたびれし朝ごはんも冷めてしまったのだ・・。」
ごめんごめん。食べよっか。
晴&絆&雷「いただきます!」
絆&雷「美味しい!」
晴「良かったのだ!♡♡」
晴「雷或は最近学校前に朝ごはん食べていかなかったのだ。休みこそは食べるのだ!」
そういえば最近姉さんの料理食べてなかったな。
晴「ばんちゃん今日の夜ご飯は食べて帰るのだ?」
「いえ!でかけたあとに荷物を取って、早めに帰るつもりです。」
晴「そうなのだ・・・ショックなのだもう少し泊まっていってもいいのだぁぁぁ・・」
・・・コホン、姉さん、おかわりもらってもいい?
「僕もいいですか?」
晴「・・はっ・・い、いっぱい炊いてあるから食べてほしいのだ!」
ありがとう。
「ありがとうございます!」
・・美味い。胃がもう少し大きければ何杯でも行けるのに・・お腹いっぱい。
晴「ばんちゃんはもっと食べてもいいのだ!」
「僕もお腹いっぱいです・・美味しかったです!」
晴「よかったなのだ!」
――あのさ、絆李。「どうしたの、雷或?」
あの、昨日布団引いてたときに、これ、本?落ちてたんだけど・・
「なっ中身見た!?」
い、いや~見てないな〜??
「怒らないから、正直に言って。」
ご、ごめんなさい見ました・・
「も~!雷或なんで見るの~!!バカバカ!!」
んなっ・・(怒らないって言ったじゃん・・・)
「ごめん・・僕先に下に降りてるね・・!」
お、俺も降りる・・
タタタッ・・・(階段を降りる音)
・・じゃあ、そろそろ行ってくるわ。
晴「行ってらなのだ!」
「ふぅ!お腹いっぱい~・・」
俺も~・・
今から行く場所、河原町(京都の繁華街)でよかった?
「うん!ありがと~!」
どういたしまして。バスで行くけど、いい?
「うん!てんきゅ!楽しみ~!」
俺も楽しみ。でも、絆李も行ったことあるでしょ?
「うん!子供の頃だったけど、覚えてるよ!雷或がかき氷一気に食べて、頭が痛くなったこととか!」
そんなこともう俺は忘れたよ。
「忘れちゃったの・・?」
かき氷の大事件以外は覚えてる。
「かき氷の大事件は雷或にとってはね!覚えてくれてて良かった!」
ブロロロ・・・(バスの音)
お、きたきた。タンタン・・(バスの階段を上がる音)
・・・
女子高生1「・・え、あの今乗ってきた黒髪の狼ヘアの子かっこよくない・・!?」
女子高生2「え〜私は隣の茶髪ブロンドボブの子かな~」
俺ら、なんか言われてるね・・
「僕は気にしないよ・・!」
女子高生1「え、ちょっと声かけてみない・・?」
女子高生2「え〜・・私はいいかな・・」
女子高生1「あ、あの~」
あ?なに?
女子高生1「え、なに、感じ悪っ・・萎えたわ・・」
勝手に萎えてろし・・。はぁ、全くもって不快。
「雷或大丈夫?」
うん。大丈夫だよ。心配ありがと。
「うん・・」
――運転手「・・ありがとうございましたー。」
「・・ふぅ、やっと着いたね~!」
結構遠いもんだな・・・って、美味しそう・・
「雷或スイーツ大好きだもんね~!性格と逆で。」
い、言うなよ・・・\\
「ふふっ!食べる??」
食べる!自分で買ってくるね。
絆李はいる?
「僕はいいかな??」
おっけ。買ってくるねー♪
・・・・・美味い・・♡
「ふふっ!良かったね。」
うん・・♪
次どこ行こっか??
「んー・・ゲームセンター行きたい!!」
おっけー。・・近くにラウンドワンあるし、そこ行こ。
「やったー!」
・・あー・・まただめかー・・
「どんまい・・じゃあ、次は僕の番ね!
・・・・・・えっ!?やったー!2つ色違いの猫ちゃんキーホルダー取れた!」
やるじゃん!すごい「もちろん、つけてくれるよね?」
・・え、つけるの・・?
「もちろん!!!・・んっとね、ずっと前から好きでした。僕と、結婚してください!みたいな?」
えっ・・・お、俺も好きだよ・・・
「・・・えっ?・・じゃあほんとに付き合う・・・?」
・・・\\\
「・・・わ、わかった。」
「・・あ、プリクラある!結婚(?)祝いに撮ろー!」
え、でも男同士じゃ入れないんじゃ・・・?
「僕が女の子役すればいいでしょ!スカート買ったら、もう全体的に女の子っぽいしね!」
・・いいのかな・・・罪悪感があるよ・・
「僕がどうしても撮りたいから!お願い雷或~~!!」
そ、そんな目で見つめられたら・・い、いいんじゃないか・・?
「やったー!ついでに口紅買おっと・・」
・・アナウンス「はい!では取ります!キュンポーズで~?・・はい、ポーズ!」
「はい、ポーズ!
何枚も撮ってもらえるんだね~!」
アナウンス「それでは、右の加工ブースに移動してね!」
「ふー!加工するぞ~!シュバババッ・・」
・・・・・なにそれ、すっごい加工してるじゃん・・笑笑
「雷或もやって!・・・・・わー!かわいい~!!」
・・・恥ずかしい・・
――「ふー!いっぱい遊んだねー!!」
だいぶ歩いたね・・足がつかれたよ・・
バス乗って帰ろっか・・
「うん!楽しかった~!!」
俺も楽しかった・・カラオケで喉ガラガラ・・
「雷或歌うまかったよ~!!」
それほどでもないと思うよ・・
「僕は?!どうだった・・!」
・・う、うまかったよ、、
「・・・(泣)」
うまかった!うまかったから!!
「・・それほどでもないよ~!!!・・えへへ」
(・・ほっ)
・・バス停から離れすぎたね・・足が壊れそう・・
「多分あと少しだと思うよ・・!ファイト!」
うん、がんばるよ・・
――・・ただいまー・・・
晴「お帰りなのだー!!」
「荷物取って帰ります!上がってもいいですか??」
晴「いいのだー!」
タタタッ・・(階段を上がる音)
・・取れたー?
「取れたよー!」
今日はありがとうね。
「こちらこそ!!こっちの方こそありがと!!」
うん。また明後日。
「また明後日~!!・・あっ、結婚指輪の変わり、なくさないでね。」
・・うん――
読んでくださり、ありがとうございました!
やっとBLっぽくなりましたね、、、
これからも続くので、もっともっと見ていただけると嬉しいです!!
では、また次にお会いしましょう!