~ばんりとらいあのお休みタイム!(前編)~
こんにちは!猫が好きです!
また目に留めてくださり、ありがとうございます。
今回は少し多めなので、前編と後編に分けたいと思います。
後編も、是非見てみてください!
では、たーんとお楽しみあれ!
――俺は今、家で絆李を待っている。
ふう。もう5時か。早く絆李来ないかなー。
「雷或どうしたのだ?ナインのメッセ(メッセージ)待ちなのだ?」
ううん、遊びに来る人を待ってんの。
「彼女なのだ?」
ちがうよ、逆にいると思ったの?
「いや、思ったのだ。」
マジ?まあいいや。遊びに来る人ってのは絆李だよ。
「ばんちゃん?!ばんちゃんが来るのだ?!服を変えてくるのだ!!」
なに、狙ってんの?
「ねっ、狙ってないのだ・・」
じゃあ服変える必要ないじゃん。
「わかったのだ・・変えないのだ・・。」
ピンポーン(インターホンの音)あ、きた来た。
いらっしゃい、絆李!
「お邪魔しま~す!雷或!」
どうぞ、上がっていいよ。
「ありがとう!・・あっ!晴衣さん!お邪魔します!」
晴「ばんちゃんなのだ!大きくなったのだ~!」
「はい!おかげさまで~」
絆李、姉さんに狙われてるぞ。
晴「ねっ、狙ってないって言ったのだ・・!」
「ふふっ」
ど、どうしたの?
「いや、仲良くていいなって!」
雷&晴「どこがだよ!・なのだ!」
・・・とりあえず何飲む?
「うーーん・・」
なんでもいい?
「うん!」
じゃあ炭酸でいい?
「炭酸でいいよ!ありゃと!らい大好き!」
晴「雷或じゃなくて僕を好きになればいいのになのだ・・」
じゃ、上がってるねー
晴「僕の絆李ちゃんがー(泣)」
はいはい。さ、行こっ。
「う、うん!」
――「えへへ。二人きり!」
そ、そうだな。
「約束、忘れてない?」
忘れてないよ、でも恥ずかしいかも・・・
「わかった・・・」
じ、じゃ、まず1時間勉強しよっか。
「ご褒美は?」
お預けで。
「ちぇー。分ったよ~」
ここがXだから、こことここかけてYね、そこから半径かけて、こうなるの。わかった?
「も、もっかい最初からゆっくりお願い~・・・」
えっと、ここがこうなる式立てて見て。
「こ、こう?」
そうそう!あとはこことここを・・・・・・・
――「ふぁあ!終わった~!!」
お疲れ様ー。
「ありがとう!少しわかった気がするよ!」
おう。・・ゲームする?
「する!したい!」
おっけ。モリオカートする?
「しよー!」
はーい
・・「あー!また負けたー・・!雷或手加減してー(泣)」
どんまい。もっと後ろも見なきゃだめだよ。
(悔しがってる絆李可愛っ・・)
ナイン♪(ナインの音)「あ、お母さんからナインだ!!・・・えっ!?」
ど、どうしたの絆李?
「お母さんもお父さんも今日仕事が入ったって・・」
マジで?
うち泊まってく?明日土曜日だし。
「でも・・迷惑かけちゃうし・・」
いいよ。迷惑じゃないし。
「雷或・・雷或大好き!!」
わっ、飛びつくなよ!
「えへへ~雷或のにおい~・・!」
・・何も匂わないけど。
「僕にはわかるの~!」
そ、そうなのか。一応姉さんに言いに行ってくる。
「僕が言ってくる!」
いや、姉さんに襲われるから俺が行くよ。
「じゃあ一緒に行こ!」
わかった。
――・・あのさ、姉さん。
晴「ばんちゃんもいっしょにどうしたのだ?」
絆李の両親、今日仕事入ったから泊まって行ってもらってもいい?
晴「いいのだ!ぜひ私と一緒に寝」絶対にだめ((圧)
「ふふっ、迷惑かけますがよろしくお願いします。」
晴「よろしくなのだ!」
「・・雷或、ご飯どうする?」
俺が作るよ。(作ったやつ食べてもらいたいだけだけどな。)
「いいの?!僕も手伝うよ!」
いいよ。絆李が作るとろくな料理にならないから。
「(泣)」
晴「雷或がばんちゃん泣かせたのだー!!酷いのだ!!」
ごめんごめん
じゃあ、カレーでいい?
「いいよ!!」
わかった。絆李、作ってる間に荷物取ってきたら?
「そうする!」
――「ふぁー!食べた食べた!」
美味しかった?
「美味しかったよ!ありがとう、雷或!」
晴「羨ましいのだ・・」
そうだ絆李。お風呂湧いてるし先に入ってきて。
「え、一緒に入ってくれないの??(泣)」
そ、そりゃあ友達と入るのはなんかなぁ。
「一緒に入ってよ・・・泣いてもいいの??」
晴「僕と入れないのは悲しいけど、ばんちゃんを泣かせるのは僕が許さないのだ!!」
わかったよ。入ればいいんでしょ、入れば。
「ありがとう!雷或!」
はいはい。パジャマは好きなとこに置いといてね。
「はーい!あ、晴衣さん、持ってきた入浴剤入れてもいいですか?」
晴「もちろんなのだ!!」
「ありがとうございます!感謝します!(ニッコリ♡)」
晴「♡♡♡」
・・・先入ってて、絆李。
「はい!ありがと!」
おう。
・・・ねえさん、いつまでも胸キュンしてないでどいてほしいんだが。
晴「す、すまんなのだ」
ありがと。(さっ、布団引きにいこ。)
――ん?何か落ちてる?
ゴソゴソ・・
(落ちてたものとは、ノートだった。)
どれどれ?俺へのラブレターかな??(笑)
(・・・ほんとにラブレターだった。いや、ノートの端に告白のときの言葉らしきものが。)
ば、絆李こんなの書いてたのか・・
(・・正直言えば、嬉しいな。まあでも、ホントの告白じゃあるまいし。)
・・あっ、布団引きに来たんだった。
――絆李、入りに来たよ~
「おそいよ雷或。」
ごめんごめん。
チャプン・・ゴソッ・・(なんか硬いのがあるんだけど。)
なにこれ・・
「らっ雷或さわんないでっ!」
・・えっ、絆李興奮してんの?
「だってぇ好きな人の裸見たら誰だってっ興奮するじゃん・・・
さ、さわんないでってばっ・・
はは、ごめんごめん。
・・ってかいま好きな人って言った?
「??・・あっ・・き、気のせいだと思うよ・・」
(・・そういうことにしておこう。)
「あ、あとさ、明日開いてる?」
うん。特に予定はないよ。
「じゃあさ、お出かけしない?」
男二人で??
「うん。だめ?」
いや、だめではないよ。
「ご褒美はこれでいいよ。」
じ、じゃあ明日出かけようか。
「やったー!えへへ、ありがと。雷或大好き!」
・・・っ
――「・・っぷはぁ!お風呂上がりのオレンジジュースは美味しいよ!ねっ、雷或!」
お、おう。美味いな。
「ふふっ!先に上に行っとくね!」
おうよ。
・・さて、お母さん達にナインしてから寝よ。
ん、絆李まだ寝てないのか??
「うん!モリオカートリベンジしたくて!」
なるほど。どれどれ、見てやろう。
「頑張るぞー!!」――
読んでくださり、ありがとうございました!
私も雷或の料理、食べてみたいです!まだまだBL的要素は少ないですが、もっともっと続編書きますので、楽しみにしていただければ良いです!
この本が面白いと思ってくださったら、いいね、評価などをお願いします!
後編もありますので、ぜひ読んでください!!