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雨垂れ石を穿つ  作者: こじろう
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「さわやかな秋晴れに恵まれました。果たしてどちらが全国大会出場の切符を手にするのでしょうか。

本日は県総合運動競技場 第98回 全国高校サッカー選手権大会 ○○県大会 決勝

栄稜学園高等学校 対 星邦高等学校の一戦をお伝えして参ります。」



「栄稜学園は今回優勝すると、なんと脅威の45年連続選手権全国大会出場になります!」

「45年連続ですか…。とてつもない数字ですね。」


「対する星邦高校は今年で4度目の決勝進出になります!全国大会出場経験はありません。」

「今年こそは栄稜学園を破って欲しいですね。」


「さぁどちらに勝利の女神が微笑むのでしょうか!まもなくキックオフです!」



ここ○○県にはインターハイ優勝8回、高円宮杯優勝4回、選手権優勝5回しているサッカー超名門校の栄稜学園がある。既出ではあるが県予選も44年連続優勝しており、当県で高校サッカーを志す者たちの大半は入学当初から『全国大会出場は望めない』という気持ちに苛まれながら3年間を過ごす事となるのだ。



本気で打倒栄稜を掲げるチームは県内の何処にもない。はずだった。




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