【第64話】 その名はシルバー
令和5年2月4日
この度は大変ご迷惑をおかけ致しました。
「小説家になろう」メンテナンスの期間2023年2月4日 01:00 ~ 19:00を見落とし、朝7時投稿の予告を出してしまいました。
折角の土曜日、早起きされた方、また楽しみにされていた方々、申し訳ありませんでした。
次回からは、お知らせをしっかり読み込んで投稿したいと思います。
よし、今から君を銀子ちゃん、銀ちゃんと呼ぶ!
(え?ぎんこ?ですか?)
だめ?
(は?え?)
エンキドゥはキンとドウ、金と銅はあるけど銀が無い。
だから銀子とする。これで金銀銅!完璧!
(え、ええ~っ!?)
人?に、あだ名を付ける……以前の私とは思えない行動。
これはきっと、体育会系の獣人族の影響だ!違いあるまい!
じゃシルバーね、シルバーっち、私を元に戻して!
記憶の保持が出来るかどうか分からないが、彼奴らを迎え撃つ!
(は、はい!ホルダー阿騎さま!)
ゴブリン東の砦、攻防戦が始まる。
パチン!と霊音が響く。
私の周囲は暗転し、ゴブリン東の砦へ……?
行っていない!?
え!?
ここどこ!シルバーっち、ミスった!?
ん?落ち着いて周囲を見る。
あ、身体が動かない!魔力が足りないんだ!
チラリチラリと眼球を動かす。
……ここ、日本庭園だ!
私が通っていた、超空間、邂逅夢の場所だ!
今の私では来れないはず、誰が呼んだんだ?
鶴さん?亀さん?懐かしの場所!
「我である」
だれ?
よく見ると、目の前に金狼が現れていた。
その大きさは巨大ではなく、動物園や情報端末でみた狼と、さして変わりがなかった。
あ、ちょっとサイズが大きくなった。
私の意思、読んだ?
「我は、お前に不満がある、明季」
……なんですと?
「氷獣や、ゴブリンごときに翻弄されるとは、何事ぞ!獣人は戦いにおいて、いつ、いかなる時も勝利せねばならん!負けるとは情けない!」
仕方ないじゃん。
「え?」
一言、言わせてもらう。
誰だ?こいつ?ここは私の思い出の場所だ。
出ていけ!
戦いもせずに、何を言う!
金狼とのバトル(口喧嘩)が始まる。
2023/02/04 本日中に後2回ほど投稿致します。