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【第47話】 東の砦前で焼肉6

号外です。


「期間は?人数は?コストは?」


 私は冷静に、聞いてみる。


「最大で9年、3年区切りの3期よ。流れは基本が3年、専門技術が3年、研究が3年よ」


 3年?妖精族にとって3年は短いな。

 5年ゴブリンだったら、1期卒業までか。


 他にもなんか、ありそうだな。

 素直になれないのは前世、前前世のアキ、ゆえか?


「人数はあなた達3人、お金の心配はしなくていいです」


 3人?少なくないか?それにお金の心配なし?9年も?

 アルバイトってあるのかしら?ああ、ギルドもあるだろうし、依頼もある?


「答えは急ぎませんが、この儀式、旅が終わるまでには、聞きたいですね」


「分かったわ、ランお母さん」


 シンお姉ちゃんは行くかな?

 

 私は学校イコールいじめ、だから行きたくない。


 行きたくないけど……歴史やドライアド、当時の皆の情報は欲しい。

 古代アトラ帝国、資料あるかしら?

 この時代のヤベンさんも、王都を目指せと言ったし。

 学校は抜きで、情報だけ、どうにかならないかしら?ん?


 あれ?


「!」


 コロ叔父さんを見る。

 目が合う。

 レイランお姉ちゃんを見る。

 これまた目が合う。


 他の人達は気がつかない。


 囲まれている。


 私は溜息を一つ。


「ゴブリンが5人?」と呟く。

「俺は4人だが?レイラン何人だ?」コロ叔父さん。


 ここで皆異変に気がつく。


「おい、囲まれていないか?10名?肉、食っている時に!」

「あ、囲まれている?うち、5名、感知したよ?」

「レイラン?」

「二人よ」


「「「「「!」」」」」


 どれが、誰が本当だ?

 おそらくレイランお姉ちゃんが正解だろうけど。

本日 2023/01/28 17時 夕刊配達の予定です。

サブタイトルは 訪問者1 です。

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