<資料集Ⅲ:登場人物について②>
那珂乃です。
いつもハルたちの物語を応援してくださり本当にありがとうございます。
「サントラの春」編、もうすぐ完結です。最後まで応援よろしくお願いします。
これまでの物語で登場した、「登場人物」に関する資料をまとめました。
地名は一挙に公開してしまいましたが、こちらは全2回に分けて公開しております。
(第1回はすでに公開しております。目次より是非ご覧ください)
万が一、質問がある方は感想にて伺いますが、あえて言及しなかった箇所や未確定な箇所もあるため、質問にはお答えしかねる場合がございます。
※注意※
資料の内容は「ハルのメトリア」編・「サントラの春」編のネタバレを含みます。
まだ本編未読の方でネタバレが嫌いな場合は、このページはスキップしてください。
【紹介リスト】
マッキーナ・ビブリオ
マスキード・ビブリオ
言葉まどか
言葉いくみ
スーザ・ドーラ
カイーザ・ドーラ
神秘なる存在たち(竜、精霊など)
登場人物一覧
【魔法都市アレグロの住人】
マッキーナ・ビブリオ
9月生まれの16歳。身長155センチ。アレグロで暮らす術士の少女。癖っ毛の茶髪と茜色の瞳が特徴。黒いポンチョを羽織っており、暖色系で無地の服を着ていることが多い。エレメント協会サラバンド所属ビブリオ家の次期当主として、ビブリオ図書館にこもっては日々術式の勉強に励んでいる。親の言いつけや術士界隈のしきたりを忠実に守ろうとする性格。チョコレートが好き。
<メトリア>
種類は『炎』。貯蔵限界はテンポ130程度。
『炎霊』サラバンドと契約しており、ビブリオ家が管理する『術書』サラバンドの複製品を所有。自ら『炎』を生成する他、術書を用いた『召喚』や聖地に立ち入るための『開錠』をよく使っている。エレメント・メトリアと呼ばれている4種類(他に水、風、大地)の中では、『炎』は最も用途の幅が狭く応用性に乏しいことから、しばしば最弱のメトリアと揶揄されている。
<作者メモ>
実はプロット段階では、ここまでヒロイン感が出るとは思いませんでした。作者もどんどん気に入ってます。
マスキード・ビブリオ
9月生まれ。年齢不詳(自称25歳)、身長165センチ。エレメント協会サラバンド所属ビブリオ家27代目当主。マッキーナの母親。入り婿の夫とともに、ビブリオ図書館と喫茶店の経営をしている。仕事こそ真面目にこなすものの積極的には動かず、他人には尽くすよりも尽くされたい性格。親娘もろとも料理ができない。
<メトリア>
種類は『炎』。貯蔵限界はテンポ150。(術士としてのおよそ平均値)
『炎霊』サラバンドと契約しており、ビブリオ家が管理する『術書』サラバンドの原本を所有。
<作者メモ>
実はモブキャラですが、ストーリー構成の都合で運良くネームドキャラに。……25歳なわけねえだろ!
【工業都市モデラの住人】
言葉まどか
7月生まれの19歳。身長160センチ。モデラで自衛団を取り仕切っている団長の女性。端正な顔立ちで、ウェーブがかったベージュの髪と黒い瞳が特徴。いわゆるオフィスカジュアル的な、薄い色あいの服を好んで着ている。剣の道場も経営しており、『言ノ葉拾弐花月流』2代目当主を名乗っている。3つ子の長女で、いくみだけでなく同い年の弟と妹もいるらしい。生まれ育ちは大陸だが、家系的には極東の血筋。ウィルを非常に嫌っており、何やら因縁がある様子。
<メトリア>
種類は『言霊』。貯蔵限界はテンポ120程度。
『言ノ葉拾弐花月流』は、メトリアによる肉体強化を駆使して多彩な剣撃を繰りだす奥義の総称。それぞれの技に花の名前が付けられており、すべては誕生花をもとに番号付けされている。最終奥義の『真剣必斬』にのみ詠唱らしきものがある。『言霊』は極東特有のメトリアと言われているが、発現者が非常に少なく不明な部分は多い。
<作者メモ>
言葉一族は作者の「箱推し」陣営です。今後の活躍にご期待ください。
言葉いくみ
1月生まれの15歳。身長148センチ。モデラ自衛団に所属する剣士の少女。姉と同様、ベージュの髪と黒い瞳を持つ。極東の実家から取り寄せた学生服と、金色の刺繍が入った黒ブルゾンを愛用している。自衛団では近隣都市との交渉を担当しており、人懐っこくフレンドリーな性格。言葉一族の中では末っ子。3つ子の姉や兄を溺愛している。
<メトリア>
種類は『言霊』。貯蔵限界はテンポ90程度。
姉と同様に剣技『言ノ葉拾弐花月流』の使い手だが、最終奥義の『真剣必斬』だけはまだ習得していないらしい。
<作者メモ>
言葉一族は作者の「箱推し」陣営です。今後の活躍にご期待ください。
【王都ドラグニアの住人】
スーザ・ドーラ
8月生まれの43歳。身長177センチ。ウィルの弟にしてカイーザの父親。シャラン王国の王子の一人でドーラ序列第1位。ドーラの一族特有の、蒼い髪と瞳を持つ。眼鏡を付けており、青を基調にしたスーツを愛用する。国王である父親の仕事を補佐する傍ら、王国唯一の教育機関・通称『学院』では大学教授も務めている。専門はメトリア空間学。生真面目な性格で、いつも問題行動の多い身内に手を焼いている。
<メトリア>
種類は『水』。貯蔵限界はテンポ170程度。(ドーラの一族としてはおよそ平均値)
『竜』レイニーと本契約しており、『竜矢』レイニーを所有。『雨の樹』は超広範囲の『水』の矢を放つことができる、非常に強力な狙撃技。
<作者メモ>
間違いなくノウドとは仲良くなれます。ハモンドとは絶対に仲良くなれません。
カイーザ・ドーラ
8月生まれの17歳。身長168センチ。スーザの息子にしてウィルの甥。シャラン王国の王子の一人でドーラ序列第3位。ドーラの一族特有の、蒼い髪と瞳を持つ。絵本などで登場する王子像に見合う、煌びやかな服を好んで着ていることが多い。喧嘩っ早い性格で、学院や王宮を抜け出しては各地でたびたび問題を起こしている。王宮内のはぐれ者として知られるウィルには、大きな憧れを抱いている様子。
<メトリア>
種類は『水』。貯蔵限界はテンポ180程度。
淡水ではなく海水を扱っており、水を竜の鱗のように『結晶化』させることで防御力を跳ね上げることができる。『竜』スカイブルーと臨時契約しており、『竜刃』スカイブルーを所有。竜と契約するドーラの一族は、『竜人一体』の発動により竜から身体機能の一部を借りることができる。スカイブルーが貸与できる身体機能は『竜の腕』。
<作者メモ>
ちなみに……本当にちなみになんですが、ドーラの一族は王国内では平均身長がやや低めという裏設定があります。(スーザで最高身長)
【神秘なる存在】
大陸世界とは異なる世界に生息し、人間に『メトリア』を与えている存在たち。『精霊都市』ラルゴを中心に、術士によって双方の世界を繋ぐための場所、通称『聖地』が築かれている。
以下は、まだ未登場ではあるものの、作中ですでに言及された存在の一覧となります。
『星神』セーラ:大陸世界の創造主。星獣アストロを使役。クラウス、ハルが契約。
『魔神』マーラ:セーラと敵対しており、15年前の戦場に降臨したことで知られる。
『炎霊』サラバンド:エレメント協会の術士が契約している精霊。契約者にビブリオ家など。
『水霊』アルマンド:エレメント協会の術士が契約している精霊。
『風霊』ジーク:エレメント協会の術士が契約している精霊。契約者にノウドなど。
『地霊』クーラント:エレメント協会の術士が契約している精霊。
『竜』スカイブルー:ドーラの一族が契約している竜のうちの一頭。現在はカイーザが臨時契約している。
『竜』レイニー:ドーラの一族が契約している竜のうちの一頭。現在はスーザが本契約している。
『竜』インディゴ:ドーラの一族が契約している竜のうちの一頭。ウィルがかつて契約していた。
【登場人物一覧】
今までに登場したキャタクターのまとめです。
これからも彼らの活躍にご期待ください!
本日18時も「本編」の更新があります。ぜひお読みください。
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