あの離島で。
かもめと転校生の高校青春ラブコメ!
是非読んでください!
私は、かもめ。
高校2年生。
昨年親の都合でここの島に引っ越してきた。
もともと私は、海のある県に住んでいたから海は、見慣れている。
けれど、もともと住んでいたところと違うところが1つ。
それは、お店が全然なく田舎。
高校も全学年で10人。
本州まで船で10時間。
けれど星など景色は、綺麗。
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ある日、私はこの世界に産まれた。
生まれたときかもめが飛んでいたと言うことからかもめという名前になった。
だが、私を産んでから24時間も経たずにお母さんは、亡くなった。
私をお母さんが一生懸命に産んでくれた。
私が生まれたからお母さんが死んだ。
私がある程度大きくなってお父さんにお母さんのことを全て話された。
それから飛ぶかもめを見ると私は、『悲しい日だ』と感じるようになった。
だから私は、かもめも嫌いだしかもめという名前も嫌いだ。
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今日も学校。
最近あまり学校が楽しくない。
今は、かもめのよく飛ぶ時期。
毎朝かもめを見るから悲しくなる。
帰りなんか砂浜で1人でいることが多い。
(お母さんと会いたい。なんで私を産むために。かもめなんか嫌い。)
私は、転校してから友達も出来ず話し相手も居ない。
だから友達に相談することも出来ない。
お父さんも朝から夜まで仕事が忙しくまともに話せたりもしない。
いつしか私は、悩みを抱え込むようになって1人で砂浜に。
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ある日変わった。
「席つけ〜転校生を紹介する〜。」
先生がそう言った。
『私とおなじ転校生だ』と思った。
「飛翔です。東京からきました。よろしく。」
名前は、飛翔と言うらしい。
クラスのみんなは、
「東京!どんなところだろなぁ」
「都会から来たんやね〜」
と東京にあこがれているようだ。
そして休み時間。
すこし興味がわき話しかけてみた。
「どうしてここに引っ越してきたの?」
相手から見たら嫌味みたいになってしまうかもしれないが聞いてみたかった。
「お母さんの都合でさ。」
この子は、お父さんが居ないのか。
なぜお母さんの都合なのか気になった。
なぜかどうしても知りたかった。
私の心がそう言っている気がした。
「お父さんの都合じゃないの?なんで?」
相手に嫌われそうだが聞いてみた。
「お父さんは、7年前にガンで。働くのは、お母さんしか居ないからさ」
と笑顔で話してくれた。
『本当は、悲しいんじゃないのかな?』
『なぜ笑顔で話してくれたの?』
私なら言わないと思う。
しかも笑顔で。
飛翔君が不思議で仕方なかった。
聞こうと思ったがクラスのリーダー的な存在の子、菜々子が来た。
「飛翔君!東京ってどんなところぉ?私と話そ!」
そして飛翔君は、行ってしまった。
なぜかもっと話したくなるし一緒にいたいと感じた。
初めて書いた小説で多分短かったと思いますが読んで頂きありがとう御座いました。
今後とも宜しくお願いします。