表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

始まり

やっと続きを出せました。

 暗くて寒い牢の中に、私はいた。


 何でこんな所にいるのか、私にもよくわからない。


 さっきから頭がズキズキと痛んで、思考が上手く働かないのだ。


 王室騎士団5番隊所属、ミズキ・ロイクス。


 それが私。


 少なくとも、こんな所に簡単に押し込まれるような軽い身分ではない。


 だけど私は現にここにいる。


 その理由はいくら働かない頭でも、自身の着てる衣服の色を見れば嫌でもわかってしまった。


 すでに黒へと変色しつつあるそれは、本来純白だった生地を見る影もないほど染め上げている。


 ようやく全て思い出した。


 私は白い息を吐き出し、静かに目を閉じる。


 そうだ、二日前に届いたあの手紙が全ての始まりだった。

読んでくださり、ありがとうございます<(_ _*)>

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ