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プロローグ

 今は2007年、7月30日ちょうど夏休みのとき、宿題もせず仲良く遊んでいる中学2年生の4人組がいた。


とてもおしとやかだけど、人をからかうのが好きな卯月舞うずきまい


明るくて元気、スポーツ万能な松下凛まつしたりん


とっても頭がよくて、好奇心旺盛な望月仁もちづきじん


ちょっとひねくれもの、でも友達思いな黒羽翔くろばしょう

この4人組がこの夏休みが暇ではなくなるような体験をするとは、だれも思わなかった。



その日、舞たち4人は近くの川で遊んでいた。


「マイ〜!!ちょっとこっち来て〜!」

凛はおとなしい舞をよんだ。


「ん〜?なに〜?きゃ!」

舞が近づくとすかさず、凛は思いっきり水をかけた。


「きゃははは!ひかかった〜!」


「も〜!!」

そういいながら舞と凛は楽しそうに笑った。


「リンおまえばっかみてー。」

翔が凛に言いながら水をかけた。


「わぁ!やめてよ!ショー!!」


「何つった?なーんも聞こえねぇ。」


「やめろっていってんのよ!!」

凛はそういって翔に水をかけた。


「おわっ。なんだぁ〜?やんのか?」


「ふん!そんなこと言ってるのも今のうち!」


「なんだとぉ〜。このやろう!」

凛と翔の水の掛け合いが始まった。

舞はそんな2人を見て、くすくすと笑っていた。

そして、仁がいなかったので、仁を探し出した。

仁は川のすみっこのほうでなにかを探していた。


「ジーン、なんやってるの〜?」


舞は仁のところに近寄り。声をかけた。


「ん?ああ。マイか・・・・。」


「誰だと思った?もしかして、リン?期待させちゃったかな〜?」

舞はおもしろそうに言った。


「は?マイなにいってんだ?」


「まぁ。それはいいや。で、ジンなにやってるの?」


「ああ。なんかどこかの入り口みたいなこと見つけたんだ。行ってみる?」

仁は舞にいった。


「行く!リンとショーも呼んでくるね!」

そう言った舞はすぐ、まだやり合いを続けている凛と翔のところへ走って行った。


「リン!ショー!ジンがなんかおもしろいの見つけたって!行こ!」


凛と翔は立ち止まり、目をきらきらさせて言った。


「え!なにソレ。絶対行く!!!」


「ジンがなんか見つけたのか!よっしゃ!なんか楽しそうだな!」


舞はそんな2人を見て、またくすくす笑った。


「? なに?どうしたの?マイなんで笑ってるの?」


凛はおなかをかかえて笑う舞を不思議そうに見た。


「いや。2人ともすごいにてるなって。」


「なに言ってるのマイ!私がこんなナルシと似てる?そんなわけないでしょ!」


「そうだマイ!オレがこんなブスといっしょなわけない!」


「ちょっと!ブスってだれのこと?」


「おまえのことだよリン。それよりだれがナルシだてめぇ。」


「あんたのことよ!」


「はいはいはい!もうじゃれ合うのはいい加減にして!いつまでも決着つかないんだったら、ジンのとこまで競争したら?」


「あ!マイそれいい!!」


「おれはいやだね。だれがこんなやつと・・・。」


「へぇ〜。私に負けるのが怖いんだ。」

この言葉に翔は立ち止まった。

「まぁたしかにあんた1度も私に勝ったことないもんねぇ〜。この女の私に男のあんたが負けてるもんねぇ〜。」


「んだと・・・。よし!いいぞやってやる!!」


「ねぇマイ!よーいドンっていってくれない?」


「え?うん。わかった。 よーい・・・・ドン!!」

舞の言葉に凛と翔は同時に走りだした。が・・・・。確実に凛の方が早く仁のところについた。

「やったぁ!いっちばーん!!」


「くそ〜負けた・・・。」

翔は凛の勝ち誇った顔を見て、悔しそうに言った。

「ジン!2人をつれてきたよ!」


「ん。んじゃこっち来て。」

仁は川の滝になっているところに行った。


「あれだよ。」

仁は滝つぼのところをさした。」

「あ!!」

3人がみると、そこには丸い円で中がどこかに通じそうなかんじになっていた。

「わぁ!ねぇねぇ!入ってみようよ!」


「そうそう!入ろうぜ!」

凛と翔はきらきらと目を輝かせながら言った。


「駄目!!そんなとこに入ったらどこに繋がっているかわかんないし、入ってみて帰れないかもしれないんだよ?!わかった?っておい!!リン!ショー!マイ!」

仁が2人に説教しているあいだ。他の3人はその円の近くまで歩いていた。

「ねぇジン!入ってみようよ!」


「そうよ!こんなわくわくすることないんだよ?」


「早く来いよジン!」

3人はそういって仁を呼んだ。

「まったく。どうなるかしらないよ。ホントに・・・。」

仁はブツブツとグチを言いながら3人のとこに行った。

「じゃあ。私が最初に入る!!」

凛は大きくてを挙げ、仲に入ろうとした。

「ちょっとまった!ぬけがけすんじゃねぇ!俺が先に入る。」

突然翔がわりこんで来たので、2人は一緒に入った。

「あ!リンまってよぉ!」

舞は仁の手を引っ張り中に入った。

「え?おい!やめろぉ〜!!」

仁は何か叫び声を上げながら中に入った。

そのとき4人が入った丸い円はだんだんと小さくなっていき。消えた。

なんか変になってしまいました・・・。よかったら感想などを頂けるとうれしいです。

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