0話 魔王の伝説と召還
どうも、変態ではなく変人のネコスケです。
このたび発投稿の[お子ちゃ魔王エスロン]を目に留まって
オイラは感謝感激雨霰の時雨ナリw
新参者ゆえに誤字など目立つと思いますが許してください
なお、この話は魔王に関する歴史や召還過程が中心の為
やたら長くて退屈されると思いますのでご了承ください
私はシェラルブール国の国王ガルトクス、この研究日誌は
今は忘れつつある魔王を召還する為の資料を探している過程で偶然に
見つけた物で、世界各地に残された魔王に関する伝説の中でも初めて
魔王が現れた記録が残された大変貴重な歴史書であった。
かなり痛んでいて今にも崩れそうだったので慎重に扱ってかなりの
時間を費やしたが何とかある程度書き写す事ができた。
しかも驚く事に今は忘れつつあった魔族に関する事も記されていた。
その書かれていた歴史の内容は次のページを見て欲しい
神聖魔連合大戦
かつて遠い大昔にこの世界は悪しき魔族が世界の端の地に集まり
やがて世界を支配しようと侵略をし始めました。
平和を求める聖王はそれに対抗すべく人間や同じ志を持つ地上の
各種族と天上の神様と天使達が立ち向かいました。
しかし……悪しき魔族達の力は恐ろしく強く、各地の地上軍と天上軍は
次々と返り討ちにされ、やがて世界の7割は魔族に支配されていた。
戦力の分散は不利と理解し、神と人間の聖王はある大陸に各地の地上軍と
天上軍を集めて拠点となる城を建て魔族達を倒す準備を進めていた。
ある時、とうとう悪しき魔族達が拠点の地にまで迫ってきて
地上と天上の軍は迎え撃ちました。
前衛の軍隊が魔族軍と戦う途中、前衛の軍と城から後方援護する
後衛の軍の中心に何の前触も無く魔族の軍勢が現れ、地上と天上の軍は
魔族軍に挟み撃ちされたと思った…その時、突然現れた魔族の軍は
悪しき魔族軍とは別の旗を掲げて地上と天上の軍を無視し
悪しき魔族の軍勢と戦い始めました。
地上と天上の軍は混乱の色に染まるがこれを好機と気づいてすぐに
戦いを再開しました。
突然の同族からの攻撃に戸惑った悪しき魔族軍は総崩れになり
大陸から撤退していき地上と天上の軍は初めての勝利に喜びました。
天上の神と地上の聖王は突然現れた魔族達の代表である
魔王ヴァサシュタイナ・リストブルック・シートチャードに
対面の場を開いて欲しいと頼まれ、魔王軍は自分達の事を話した。
聞けば自分達は争いを拒み平和を求める温厚派の魔族であり
侵略派の魔族達に逆らった為に襲われたが温厚派魔族の中でも飛びぬけて
力が強いヴァサシュタイナ達のおかげで最小限の被害で生き延びた。
故郷の地から逃げた魔族達は偶然にも地上と天上の軍の拠点に
なる前のこの大陸の地下に地底王国を築いていた。
この大陸に人々が集まって魔族軍と戦う準備をしているのを
聞いたヴァサシュタイナは平和の為に自分達も戦う事を皆に
呼びかけて密かに準備していた。
お互いを理解しあった3軍は協力して悪しき魔族達を倒す事を
決意し、神聖魔連合軍を結成した。
この日から神聖魔連合軍は各地の小規模の魔族軍を次々と潰していき
支配されていた各地を開放していきました。
最初は小さな反撃であったが、各地の魔族軍に囚われていた者
逃げて生き延びていた者、生き残って戦っていた者達を救い
気づけば大反撃ができるほどの戦力が集まっていき世界を
9割も取り戻し、そしてついには神聖魔連合軍は魔族軍を滅ぼし
世界に平和をもたらした。
平和が訪れた日から人々は5日も祭を開いて祝い、楽しんだが
祭が終わると3つの種族はそれぞれの故郷に移民を希望する者と
共に帰って行った。
神の天界には天人と天人に恋した人間が移民して行き
聖王の地上には人間に恋した天人が移民していったが
魔王の地底に魔族は全員帰って行き、人間と天人が移民した。
魔族達は自分達の力は3種族の中でも取り分け強力なので長い
平和の中で悪しき心を持った魔族が生まれ戦争などの
引き金になる可能性があると、魔王は戦争の前に魔族達に
言い聞かせていたので魔族達は移民を許されず、魔族達も
それを理解していた。
よって魔族と恋に落ちたり友情を深めた人間達や天人は家族や
友人と別れながらも地底に移民していった。
現在書き写せたのはここまでである、しかし長い間歴史の研究者が
頭を悩ませていた[魔族はなぜ地上と天界から姿を消した]謎が
偶然にも解った事は世界に賞賛されるほどの大発見である
しかし…今はこの事を発表する余裕などが無いのが残念だ…
各地で暴れている正体不明の侵略者達がこのシェラルブールの
近くまでやって来たのだから私は名残惜しくもこの歴史書を
大事に保管し、私は引き続き魔王の召還方法を調べる事にした。
とうとう見つけた!魔王を召還する方法とその過程で前のページに
記録した歴史書とは別にさらにとんでもない事実が分かってしまった!
大昔だが我がシェラルブールには魔王と関わりが有り、魔王にこの
シェラルブールを救われたいた事と、おとぎ話と伝わっていた
絵本の[魔王とお姫様]が本当の話であった事である。
我がシェラルブール王家の昔の家系図が見つかってそれを従者の者が
見ている時ある名前に目が留まった、[レートゥティス]と言う名に
従者はその名前を思い出そうとするとすぐに思い出し従者が
慌てて謁見中の私の所に駆け込んで来た時は凄く印象に残った。
私もその家系図を見て驚いたのだ、レートゥティスは絵本の
[魔王とお姫様]の中に出てくるお姫様の名前で家系図にも
魔王に嫁いだと記録が有ったのだ!…何か水分を落としたのか
少しインクが滲んでいたのだが。
私はやはり魔王は実在すると確信して改めて気合が入った
その家系図があった近くにさらに何かあるのではと引き続き
従者達に探させるとまた従者が慌てて駆け込んで来た。
予断だがこの時私は入浴しよう着替えてたので恥ずかしかった////
…予想道理家系図の近くにはなんと魔王が残した召還の術式が
書かれた本が見つかったのだ、何重にも木箱に包まれていてさらに
布を何重にも巻かれたので少々痛んでるが保存状態が極めてよかった。
さっそくその本を調べると魔王は再び世界に危機が迫った時の為に
自分達魔王軍を呼べるように何冊か残していたらしい、私は後世の
為にも気にかけていた魔王に尊敬し始めていたが肝心の召還方法の
ページを見ている途中で変な事が書かれていた。
召還の術式・魔力量・そして材料が記されていたのだ、普通は
召還する時、術式と召還する者に見合う魔力量だけで十分だが
極稀に召還する時に代償として宝石や武具などを捧げるが
魔王の捧げ物は[腐った肉]である。
非常に理解ができないが私はすぐに召還の準備を始めた。
(ここからは字が力無く乱れているが皆様には正常に読めるように
清書フィルターをかけています。)
……ついに召還の儀式を始めたが失敗に終わった…もはやこの
研究日誌を書く意味が無いのだが一様最後まで書くことにする。
召還方法が分かった3日後、ついに召還の儀式を始めることができた。
術式や魔力量などはすぐに準備できたがやはり腐った肉を捜すのに
苦労した、肉を腐らせようにもすぐに腐るわけもなく皆が頭を
悩ませていたがある衛兵の奥さんが話の種に買いだめした肉が腐って
処分が大変だったと話したところ衛兵はすぐに奥さんを引っ張って
国外に捨てた穴を探して掘り起こて朝早くに城へ駆け込んで来た。
城内は悪臭に包まれたがともかく召還の儀式を始める事にした。
術式を書き、腐った肉を術式の中心に置き、魔力を注いで
呪文を唱えた、術式が光り輝き捧げた腐った肉は姿を消していた
私達は召還に成功したと喜び、魔王が現れるのを待った。
捧げ物を使った召還は先に捧げ物を相手に贈り、それに気づいた
相手は召還先を辿って儀式の場に現れるという事になっているので
普通の召還と違い時間がかかる場合があるのが欠点であるが
私達は少し位は仕方ないと思い、今か今かと待ち続けた。
…しかし結局魔王は現れなかった…最初の儀式から1日立っても
反応が無く失敗したと思い原因を調べた、術式に何らかのミスがあって
別の所に送ってしまったのか?記された魔力量の単位が違っていた?
などの結論が出たが術式や魔力量も問題は全く無かった。
もしや腐った肉が臭くて鼻をつまんで詠唱してたからちゃんと
詠唱できてなかった?捧げ物の腐った肉に土などの不純物が
混ざってた事に魔王が腹を立てたのか?と馬鹿げた結論も出たが
一様思いつく限りの事をして見たが結局は失敗に終わった。
これほど皆に苦労をかけたのに何一つ得られずに全ては無駄の
2文字で終わるとは…やはり魔王は作り話なのだと言う声も
上がっていた…私も途中、心のどこかでそう思っていたのだろう
もはや我々には滅びの道しか無いのか?侵略軍はもうすぐ側まで
迫って来ている、私はこの研究を止めて侵略軍を迎え打つ事にした。
ガルトクス「……魔王軍だけに戦わせる訳には行かないと思い
こちらでもできるだけ手伝えるように準備しておいて幸いだな…」
「陛下…もうその事はお忘れください…確かに失敗には
終わりましたが交戦中の兵士達を始め、国民も城内で
いざという時自分達も戦おうと準備をしているのです
兵士や国民に避難を勧めていたにもかかわらずに殆どは
こうして残り、戦っているのも陛下の人望の賜物です」
大臣の言うとおり国民の殆どは残りできる限りの準備をしている
武装して素振りなどする者や、食料を用意してる者などの姿は
沈んでいた国王の覇気を取り戻していた
ガルトクス「……大臣の言う通りだな、あれだけの失態を見せても
こうして私の為に皆が頑張っているのに私が落ち込んでいては皆に
顔向けができん!私はシェラルブール国王ガルトクス!!
居もしない魔王になど頼らず、たとえ私一人だけしか戦えぬ
事になってもこのシェラルブールを救って見せよう!!」
「それこそが代々伝わる国王の姿です!」
ガルトクス「大臣すぐに前衛軍に連絡するのだ!城まで一時撤退し
城の兵器を使いながら兵士と国民とで侵略軍を討つ!私も出る!」
「承知いたしました、すぐに連絡を……」
[キュイイイイイイイイイイイン!!]
ガルトクス「なっなんだこの光は!?」
覚悟決め侵略軍と討伐に向かおうとしたが突然眩い光が城の
中庭から出現して国王と大臣は目がくらむ、光が収まり始めた時
城に居た国民が駆け上がってきた
「王様!魔王の召還儀式の場に魔族らしき者と天人が召還されました!」
ガルトクス「なっなんと!本当に魔王は存在していたのか!?」
「しかしなぜ天人も一緒に召還されたのでしょうか?」
ガルトクス「おそらく歴史書の通りだとすれば移民した天人の
子孫で魔王の従者であろう、とっとにかく助力を頼もう!
魔王に頼らないと決めたばかりだができるだけ犠牲は抑えたい!」
「そっそうですな!すぐに参りましょう!!」
「あっあの召還された魔族は!!」
国民が何か伝えようとしたが慌てた2人は中庭の方へ急いだ為
その声は虚しくその場に響くだけであった、中庭に向かった
2人は中庭に続く道の先で儀式の場に2人の人影を視界に収めた
そして中庭にでるとそこには……
エスロン「ファティここが地上?なんか空気が殺気に満ちてるし
火薬とかの匂いがいっぱいだけど間違えちゃったかな?」
ファティ「おそらく地上に間違いは無いと思いますがそれにしても
なんて汚らわしい空気だこと、魔王様の繊細な御身体には毒です!」
エスロン「あれ?あそこに人間がいるよ、ちょっとここで
何があったか聞いてみるね」
ファティ「いけません魔王様!!人攫いかもしれませんので
このファティが聞きますので私の後ろにいてください」
…報告に来た国民の言う通り、儀式の場には魔族の特徴である
青い肌に小さいが角が生えていた、しかし目の前にいるのは…
ファティ「そこの人間!一体この地で何が起こったか答えよ!」
天人とその天人の足元に隠れてこちらを見ている魔族の幼児であった
魔王系小説を書かれているある2人に刺激され
自身も魔王系小説を書きました。