たわ言理論6
夢の中で思い付いたので、戯れ夢にしようかなともおもいまいたが、目が覚めてから考えたものもあるので、こちらにします。
ある小説で、空間に穴を開けて、重力を作り出す魔法がありました。
だったら、その魔法の引力というか、空間の捻れを使って、船の前にブラックホールを作り推進力にできないかなと夢の中で思い付いたのです。
起きてから考察すると、なんて無謀なことを考えたのだろうと呆れました。
まず、宇宙航行で障害となるデブリというか塵ですが、これを除去するのにも、ブラックホールを利用できるのではないか。そこまではいいが、減速するには、後方にもブラックホールが必要です。また、減速している最中にもデブリの心配があるので、前方のブラックホールも欠かせない。
つまり、常に二つのブラックホールが必要ということです。
まあ、そんな魔法は、現実にはありません。
また、制御が難し過ぎる。大きさ、距離、強さ、タイミング、どれをとっても不可能に近い。
しかも航路を破壊しかねない。宇宙の環境破壊ですね。
まさに戯言でした。