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言葉を頂戴

作者: 葵枝燕

私に言葉を(ちょう)(だい)


この気持ち

この思考


言いようのない

例えようのない


コレを繋ぎ留める言葉を頂戴


足搔いて 藻搔いて

迷い堕ちたこの場所で

さがし続けている


深い森のような

深い海のような


出口の見えない

底の見えない


そんな場所で

ただひたすら


彷徨(さまよ)

揺蕩(たゆた)


さがして さがして


実体(カタチ)のない

あやふやな


それなのに


()(てつ)もない存在感をもって

主張してくる


私のこの

気持ちも

思考も

何もかも


表現できるモノがあるなら

伝えられるモノと()れるなら


迷い堕ち続ける私に

言葉を頂戴

 時間的にはこんばんはですが、ここはやはりいつもどおりに。こんにちは、葵枝燕です。

 『言葉を頂戴』のご高覧、ありがとうございます。

 今回の詩は、二〇二〇年三月十三日に、タブレット端末のメモ帳に打ち込んだものがベースです。そのままだと文字数が足りず、止むを得ず加筆を行いました。……大変不本意ではありますが。やはりカタチを崩してしまうのは、耐えられないほどいやです。

 自分が感じていること、自分が書きたいこと——それらをありのまま書き出すことは、とてもとても難しいと、私は思います。浮かんだ言葉を忘れてしまったり、どう表現したらいいかわからなくなってしまったり——〈つくる〉難しさは、ずっとある気がします。

 だからこそ、言葉がほしい。私が書きたいモノやコトを、思ったとおりに書き出せる言葉がほしい——それをずっと、さがしているのかもしれません。

 それでは、このへんで。

 ありがとうございました!

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